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平成25年度 (第64回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 1604  13. 電子回路
日時: 2013年10月19日(土) 15:30 - 16:35
部屋: 一般教育棟D棟 D34 (→地図)
座長: 五百旗頭 健吾 (岡山大学 大学院 自然科学研究科)

13-1 (時間: 15:30 - 15:43)
題名演算トランスコンダクタンス増幅器による逆フィルタ回路の合成
著者*高橋 悠輔, 築谷 隆雄 (松江工業高等専門学校), 鷲見 育亮 (鳥取環境大学), 藪木 登 (津山工業高等専門学校)
Pagep. 425
Keyword逆フィルタ回路, パラメ−タの直交性, OTA
Abstract本稿では,演算トランスコンダクタンス増幅器(OTA)と接地キャパシタによる逆フィルタ回路の合成について検討している.提案回路は,電流モ−ド基本回路をもとに構成され,逆低域通過特性,逆帯域通過特性,および逆高域通過特性が実現できる.また,回路パラメ−タの値もバイアス電流により直交的,あるいは独立に設定できる.

13-2 (時間: 15:43 - 15:56)
題名カレントコンベアと接地受動素子による逆フィルタ回路の合成
著者*水口 渉, 築谷 隆雄 (松江工業高等専門学校), 鷲見 育亮 (鳥取環境大学), 藪木 登 (津山工業高等専門学校)
Pagep. 426
Keyword逆フィルタ回路, CCII
Abstract本稿では,カレントコンベアと接地受動素子による逆フィルタ回路について検討している.提案回路は,逆低域通過特性,逆帯域通過特性,逆高域通過特性を実現することができる.そして,逆低域通過フィルタ回路,および逆帯域通過フィルタ回路において,回路パラメ−タω0,Q,Hの値を直交的に設定できる特徴を有している.

13-3 (時間: 15:56 - 16:09)
題名電流制御型CCIIによる電流モ−ドバイカッド回路の検討
著者*門田 雅弘, 築谷 隆雄 (松江工業高等専門学校), 鷲見 育亮 (鳥取環境大学), 藪木 登 (津山工業高等専門学校)
Pagep. 427
Keywordバイカッド回路, 電流制御型CCII
Abstract本稿では,電流制御型CCIIによる電流モ−ドバイカッド回路の合成について検討している.本回路は,電流出力の選択,および加算により低域通過特性,帯域通過特性,高域通過特性,帯域除去特性,全域通過特性が実現できる.また,回路パラメ−タω0,Qの値も,バイアス電流により設定することができる.

13-4 (時間: 16:09 - 16:22)
題名高位合成系による動的部分再構成技術を用いた画像処理回路の開発
著者*石海 利幸 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 小椋 清孝, 森下 賢幸, 伊藤 信之 (岡山県立大学 情報工学部)
Pagepp. 428 - 429
Keyword高位合成, Impulse-C, 画像処理, 部分再構成, FPGA
Abstract近年, 画像処理や通信等の多くの分野では, FPGAをハードウェアアクセラレータとした高性能コンピューティングが大きなトレンドとなっている. その一方で, 抽象度の高い言語を用いて設計効率を上げる高位合成が設計に利用されてきている. そこで, C言語からハードウェアを合成可能な高位合成言語Impulse-Cを用いた画像処理回路の効率的なハードウェア設計を試行し, さらに多機能・高性能且つ小型・省電力のデバイスを目指し, FPGAの部分再構成機能を用いた実装と組み合わせた場合の回路規模及び速度性能を検証した.

13-5 (時間: 16:22 - 16:35)
題名高性能・低消費電力化を目的としたマルチセンサノードの構成法
著者*上野 将太 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 有本 和民, 佐藤 洋一郎, 横川 智教 (岡山県立大学情報学部)
Pagep. 430
Keywordマルチセンサインタフェース, ノーマリオフコンピューティング, プログラマブルアンプ
Abstract近年の技術力の発展により,多数のセンサで大量の情報収集を行うセンサネットワークを使用し,私たちの生活は豊かになったがそれに伴い,消費する電力も増加している.高性能化と低消費電力化を可能とするコンピューティングが必要である.このため,ノーマリオフコンピューティング(以下noC)の概念が提案されている.今回は複数のセンサの入力に対してフィードバック制御を行い,基準電圧,増幅率を変更可能であるプログラマブルアンプを用いたマルチセンサノードに対するnoC の構成法を検討する.