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平成25年度 (第64回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 1302  6. 照明デザイン・視覚・光源・点灯回路
日時: 2013年10月19日(土) 10:30 - 11:22
部屋: 一般教育棟D棟 D31 (→地図)
座長: 林 靖彦 (岡山大学 大学院 自然科学研究科)

6-1 (時間: 10:30 - 10:43)
題名電極電荷が照明用有機ELの信頼性に及ぼす影響
著者*丸山 慎平, 宮永 和典, 植月 唯夫 (津山工業高等専門学校/電気電子工学科)
Pagep. 349
KeywordOLED, life time, reliability
Abstract現在ディスプレイ素子として研究開発されている有機ELは、照明用途への応用を考えると、高出力・高効率が必要になり、そのために大面積化がすすめられている。この大面積の有機ELを点灯後長時間放置して点灯させると出力が大きく低下するという現象が発生した。その原因が電極にたまった電荷が原因であることが確認できたので報告する。

6-2 (時間: 10:43 - 10:56)
題名照明用有機ELの輝度バラツキの原因究明
著者*宮永 和典, 丸山 慎平, 植月 唯夫 (津山工業高等専門学校/電気電子工学科)
Pagep. 350
KeywordOLED, luminance, life time, reliability
Abstract現在ディスプレイ素子として研究開発されている有機ELは、照明用途への応用を考えると、高出力・高効率が必要になり、そのために大面積化がすすめられている。しかし大面積化した有機ELは入力を増やしていくと輝度ムラが発生する。その原因が、点灯後に起こる発光面の変位による電極間距離の場所による違いである可能性を発見したので報告する。

6-3 (時間: 10:56 - 11:09)
題名自動車ヘッドランプ用HIDランプの始動メカニズム
著者*山本 遼太 (津山工業高等専門学校/専攻科 電子・情報システム工学専攻), 嶋田 賢男, 植月 唯夫 (津山工業高等専門学校/電気電子工学科)
Pagep. 351
KeywordHID, ignition, mercurry free, shroud gas
AbstractヘッドライトとしてのHIDランプは多くの自動車で使用されてきている。HIDランプの始動電圧を下げることは、点灯回路の小型化、軽量化に非常に有効な手段となる。我々はHIDランプの始動電圧を下げるためにいろいろな実験を行い、ランプの始動直前にシュラウドガスが微放電をしていることを発見した。その微放電により発生した電荷が始動性能に影響を及ぼすことを発見したので報告する。

6-4 (時間: 11:09 - 11:22)
題名微細周期構造に伴う構造性発色の3次元解析
著者*高橋 勝, 若林 秀昭, 稲井 寛 (岡山県立大学 情報工学部)
Pagepp. 352 - 353
Keyword構造性発色, 3次元回折問題, 微細周期構造, sRGB
Abstractモルフォ蝶翅は観察方向によって色が変化する構造性発色の特徴が顕著にみられる.この光学特性はその鱗粉にある互い違い構造のような微細周期構造に起因していると思われる.本稿では,モルフォ蝶翅による構造性発色の発色現象を3次元回折問題と考えモデル化を行い,光学特性及びsRGB表色系の3刺激値を求め,互い違いである構造と互い違いでない構造との比較を行う.数値計算を行い,sRGBによる表色結果とスペクトル特性より,互い違いである構造と互い違いでない構造との発色の違いを数値的,視覚的に明らかにしている.