題名 | フィジカルコンピューティングを用いたアーチェリー長距離練習システムの開発 |
著者 | *嘉村 直隆, 宮内 肇 (松江工業高等専門学校 電気工学科), 栗山 繁 (豊橋技術科学大学) |
Page | pp. 315 - 316 |
Keyword | アーチェリー, フィジカルコンピューティング, 可視化, ものづくり, シミュレーション |
Abstract | アーチェリーには,18m,30mの短距離,50m,70m,90mの長距離競技がある。このうち,高専や高校の学校グラウンドにおいては,多くの部活動で併用しているために,安全面と時間的制約から長距離練習はほとんどできない。そこで,フィジカルコンピューティングとシミュレーションおよび近射を用いたアーチェリー長距離練習システムを考案した。 これにより,室内で天候に左右されずに安全に長距離練習効果を得ることができる。 |
題名 | アーチェリーフォームを客観視するための弓曳童子の製作 |
著者 | *太田 誠, 宮内 肇 (松江工業高等専門学校 電気工学科), 栗山 繁 (豊橋技術科学大学) |
Page | p. 317 |
Keyword | アーチェリー, ものづくり, からくり人形, 課外活動, センサ |
Abstract | アーチェリーにおいて高得点を出すためには,矢の的中のまとまり具合を良くするために,安定した再現性のある射形(フォーム)を形成する必要がある。しかし,これを射手自身で確認することは難しい。そこで,他の高校での部活動指導に普及させることも狙い,センサやキネクトを用いて射形を捉え,これを客観視するための模型代射システムである「弓曳童子」の製作を試みる。ものづくりに興味を向けさせる効果もあると考えられる。 |
題名 | シューティングスポーツ時の「いい感じ」の定量化 |
著者 | *佐伯 華衣, 宮内 肇 (松江工業高等専門学校 電気工学科), 栗山 繁 (豊橋技術科学大学) |
Page | p. 318 |
Keyword | アーチェリー, ハイスピードカメラ, メンタルトレーニング, 可視化, 感性 |
Abstract | アーチェリーやバスケットボールなどのシューティングスポーツおいては,矢やボールを放つ間際のシューティングフォーム形成時,「いい感じ」と思うことがある。この人間の感性と実際のシューティングフォーム,スコアの関連性を,ハイスピードカメラやモーションキャプチャシステムを用いて定量化して探る。さらに,ハイスコアを得るためのシューティングフォーム形成のためのメンタルトレーニングシステムの開発を目指したい。 |
題名 | 石見神楽パフォーマンスロボットを用いた地域伝統芸能に興味を向ける教育手法の開発 |
著者 | *渡部 暢, 宮内 肇 (松江工業高等専門学校 電気工学科) |
Page | pp. 319 - 320 |
Keyword | 石見神楽, ロボット, 教育手法, 伝統と文化, ものづくり |
Abstract | 2006年に教育基本法が改正され,これを受けて学習指導要領に「伝統と文化の尊重」が盛り込まれた。しかし,日常から離れている伝統に子供は興味を持ちにくく,これを教える側にも創意工夫が必要である。一方,理系離れといわれる近年,子供に科学技術に興味を持たせることも重要である。そこで,自動車型ロボットの集団パフォーマンスで石見神楽演目を表現し,伝統と文化、科学技術の両方に興味を持たせる教育手法を開発した。 |
題名 | ベータ分布によるVOD講義の話題区間の検出 |
著者 | *中村 槙吾 (岡山理科大学大学院 総合情報研究科), 椎名 広光, 北川 文夫 (岡山理科大学 総合情報学部) |
Page | pp. 321 - 322 |
Keyword | ベータ分布, 区間推定, VOD, 字幕, 混合正規分布 |
Abstract | 現在,インターネット環境を利用して講義を行うVOD 講義が多くの大学で行われている.その中から目 的のVOD 教材を探す為にはタイトルから探す必要があり,復習するのが困難な状態にある.目的の教材を 探す方法として,これまで我々は教材として提供されているVOD システムの映像に付加されている字幕を利用して,検索語のヒストグラムに対して混合正規分布を当てはめ映像区間を推定する方法を提唱し,システムの開発を行った.しかし,この方法は対称性のある正規分布で近似するため, 話題の盛り上がりなどを考慮する非対称な分布は考慮していない. そこで,本研究では, 非対称な分布を近似として, ベータ分布を利用して, 最初に盛り上がる分布や最後に盛り上がる分布をふくめて多様な位置に頂点を取り映像区間 の推定を行うことを目的としている. |