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平成25年度 (第64回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0904  27. 計算機応用
日時: 2013年10月19日(土) 15:30 - 16:35
部屋: 一般教育棟D棟 D22 (→地図)
座長: 福岡 久雄 (松江工業高等専門学校)

27-1 (時間: 15:30 - 15:43)
題名イメージスケールを用いた画像の印象に合った音楽の選定に関する研究
著者松川 大助 (株式会社アステム), *黒木 竜馬, 坂本 眞人, 古谷 博史 (宮崎大学大学院工学研究科)
Pagep. 248
KeywordColor, Image scale, Music, Picture, Psychology
AbstractIn recent years, the effect that picture, color, and music give human body and mind attracts attention. For example,it is clarified that picture, color, and music stimulate automatic nerves of human from the experiment. Thus, if we use picture, color, and music effect for life, we can obtain the physical or mental profit. However, it is difficult for a general person to use picture, color, and music effect from the expertise. In this paper, we study on the selection of music in accord with the impression of the picture and color by image scale.

27-2 (時間: 15:43 - 15:56)
題名仮想書籍ブラウジングシステムにおけるインタフェースの再検討
著者*島田 恭宏, 松岡 弘訓, 島田 英之, 大倉 充 (岡山理科大学)
Pagep. 249
Keywordフリップ, めくり操作, インタフェース, 電子書籍
Abstract筆者らはこれまでに,フリップインタフェースを持つ仮想書籍ブラウジングシステムを開発してきた.入力インタフェースはページをめくる場合に行う書籍を手に持ち撓ませる,ページの復元力によりめくれようとするページを押さえる親指をずらし,めくるべきページをリリースするといったユーザの行為を定量化する.この行為により,システムは3DCGにより描画した書籍モデルをリアルタイムアニメーションさせ,めくり動作を表示する.評価実験を行った結果,インタラクションスタイルとしては現実の書籍に近いものの1ページだけのめくり操作が困難であるとの意見を得た.本稿では,この問題点の解決法について報告する.

27-3 (時間: 15:56 - 16:09)
題名WebブラウザによるMMSデータビュワーの開発
著者*島田 英之 (岡山理科大学工学部情報工学科), 花谷 和樹 (ビーシーシー), 島田 恭宏, 大倉 充 (岡山理科大学工学部情報工学科), 吉川 慶 (ウエスコ), 南原 英生 (岡山理科大学工学部情報工学科)
Pagepp. 250 - 251
KeywordMMS, ビュワー, Webブラウザ, クラウド
AbstractMMS(Mobile Mapping System)により得た大規模点群は,防災をはじめ広く生活一般に有益な情報である。我々は,圧縮した点群をサーバから配信し,Webブラウザ単体で面張りして軽快に閲覧できる枠組みを開発した。これにより,MMS点群から3Dシーンを自由に生成できるクラウド型サービスが可能となる。

27-4 (時間: 16:09 - 16:22)
題名質問回答型Web掲示板における利用者評価を用いたリランキングのための評価支援システムの開発
著者*不動 雄樹 (広島工業大学大学院工学系研究科), 松本 慎平, 秋吉 政徳 (広島工業大学情報学部)
Pagepp. 252 - 253
Keyword検索, フィードバッククエリ, 質問回答掲示板, 利用者評価
Abstractインターネットの検索エンジンでは,検索した利用者に対して意味のある検索結果が必ずしもランキングの上位に現れるとは限らない.そこで,利用者評価を加えてランキングの精度向上を行う方式が提案されている.先行研究により,リランキングの精度については,利用者評価が多く集まっている場合では利用者評価を使用した方が高い精度が得られ,一方で,利用者評価が少ない場合では一般的な検索を使用した方が高い精度を得られることが明らかにされている.本稿では,その前段階の予備実験として価格.comのクチコミ掲示板のデータを使用して,利用者評価を用いた場合のリランキングの精度の確認を行うことが可能なシステムを開発した.

27-5 (時間: 16:22 - 16:35)
題名Twitter利用者の動的定量化手法のBotフィルタリングへの応用
著者*川口 大貴 (広島工業大学大学院工学系研究科), 松本 慎平 (広島工業大学情報学部), 鳥海 不二夫 (東京大学大学院)
Pagepp. 254 - 255
KeywordTwitter, エントロピー, フィルタリング, bot, 震災
Abstract著者らはこれまで,量的側面に基づく情報のみからbotを可能な限りフィルタリングすることを目指している.具体的には,各利用者の投稿活動に関するダイナミズムや他利用者との関わりから情報量を算出し,情報に基づいて利用者を分類する.この手法を拡張して,災害時など突発的イベント発生下での処理に有用なTwitter利用者の動的定量化手法を提案した.本稿では,この動的定量化手法を用いてBotフィルタリングへの適用可能性を検証した.数値実験の結果からは,単純ベイズ分類器などによる従来の内容に基づいた分類と同程度の精度でBotを分類することに成功した.