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平成25年度 (第64回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0902  21. コンピュータネットワーク-(2)
日時: 2013年10月19日(土) 10:30 - 11:22
部屋: 一般教育棟D棟 D22 (→地図)
座長: 上土井 陽子 (広島市立大学)

21-6 (時間: 10:30 - 10:43)
題名Throughput Measurements Using IEEE 802.11n and 11ac Devices for High-Speed Wireless Networks
著者*Chew Chang Choon, Nobuo Funabiki, Toru Nakanishi, Kan Watanabe (Okayama University)
Pagepp. 232 - 233
KeywordThroughput, IEEE 802.11n, IEEE 802.11ac, Wireless Networks
AbstractRecently, IEEE802.11n and 11ac wireless communication protocols have been introduced for high-speed wireless networks. Then, commercial products implementing these protocols have been available. In this paper, we provide throughput measurement results using such devices implementing these protocols in various conditions.

21-7 (時間: 10:43 - 10:56)
題名ロバストルーティング方式におけるバースト分配方式
著者*鍋田 敬寛, 瀬崎 裕, 福島 行信, 横平 徳美 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagepp. 234 - 235
Keywordロバストルーティング方式, 複合型ロバストルーティング方式, バースト分配方式, TCP
Abstractロバストルーティング方式は,想定した変動トラヒックモデルに従うような任意のトラヒックパターンが与えられたときの最悪時のリンク利用率を最小化できることから,高いロバスト性を実現する.しかし,ロバストルーティング方式では,一般にマルチパスルーティングを実施することになり,これに起因するパケットの順序逆転が頻発する.その結果,TCPスループットが低下する.従来のロバストルーティング方式では,拠点間でパケットをどの経路へ分配するべきかがパケット単位で決定されており,これがパケットの順序逆転の頻発を引き起こすと考えられる.本研究では,パケットの転送経路をバースト単位で決定するバースト分配方式を提案する.

21-8 (時間: 10:56 - 11:09)
題名マルチチャネル無線LANにおけるMACレベルブロードキャスト性能の向上を目的とした隠れ端末抑制手法の検討
著者*松田 莉奈, 重安 哲也 (県立広島大学/経営情報学部)
Pagepp. 236 - 237
Keywordマルチチャネル無線LAN, MACレベルブロードキャスト
Abstract複数の通信チャネルを切り替えながらDATAの送受信を行うことで,高いスループット性能を獲得するマルチチャネル無線LANシステムがある.同システムでは,同時に複数の送受信を行う場合に,それぞれ異なるチャネルを用いて送受信を実施する.代表的なマルチチャネルのMACプロトコルであるCAM-MACは,ブロードキャスト用の使用チャネル交渉機能は実装していない.CAM-MACにブロードキャスト用のチャネル交渉機能を追加したBMACも提案されているが,送信開始までの待機時間が長い.また,必要以上の数の端末の通信が抑制される.そこで本稿では,これらの2点を改善する方式について検討した結果について報告する.

21-9 (時間: 11:09 - 11:22)
題名マルチチャネル無線LANにおけるチャネル利用効率の向上を目的とした送信チャネル推薦手法に関する一検討
著者*長嶺 淳子, 重安 哲也 (県立広島大学/経営情報学部)
Pagepp. 238 - 239
Keywordマルチチャネル無線LAN, 送信チャネル推薦, RCB問題
Abstract既存のマルチチャネル無線LANシステムでは,本来利用可能なチャネルの利用が不要に妨げられるというRCB問題の発生が報告されている.これを解消するため,ネットワークトポロジを考慮して正しく空きチャネルを判定する仮想トポロジ方式が提案されている.しかしながら,同手法はパケット衝突を回避するために使用不可のチャネルを正しく判定することのみを目的としているため,チャネル利用効率の向上を目的とした使用チャネルの推薦を行うことはできない.そこで,本研究では,積極的にチャネル利用効率の向上を促すための送信チャネル推薦を行う手法について検討した結果を報告する.