題名 | VANET-PVAにおける効果的なPVAノード選択アルゴリズムに関する一検討 |
著者 | *橋本 愛子, 重安 哲也 (県立広島大学/経営情報学部) |
Page | pp. 223 - 224 |
Keyword | VANET, PVA, 選択アルゴリズム |
Abstract | 駐車中の車両であっても通信設備を有していればVANETに参加させることで車両密度を向上させることをねらいとしたParked Vehicle Assistance (PVA) が提案されている.しかし,これらの研究ではフィールド内に存在する駐車車両の中で通信設備を有し,PVAの役割を果たす車両をランダムに設定し評価を行っているため,狭いエリアにPVAが密集する場合も生じることや,これによる不必要な通信トラフィックの増加や,PVAノードの電力消費をいたずらに増加させてしまうことが問題点として考えられる. そこで,本稿では無駄なPVAを削減し,少数のPVAでも効率よく通信の接続性を向上することを目的としたPVAの選択アルゴリズムについて検討する. |
題名 | トランザクションコミットに用いるコミット成功率の高いプロトコル |
著者 | *津山 裕太, 上土井 陽子, 若林 真一 (広島市立大学大学院 情報科学研究科) |
Page | pp. 225 - 226 |
Keyword | トランザクションコミット, Paxos, 分散データベース, コミット成功率 |
Abstract | 近年急速に進展してきたネットワーク技術としてクラウド技術がある。クラウド技術はWebサービスや公共機関などといった非常に身近な場所にも使われる技術である。本研究では、この技術に欠かせない分散トランザクションを実現する手法であるPaxos Commitに注目し、そのコミット成功率をより高める改良法を提案する。 |
題名 | オープンソースを活用したIPv4/v6共存専用システムの実装と性能評価 |
著者 | *安藤 健人 (津山工業高等専門学校), 岡田 正 (津山工業高等専門学校/情報工学科) |
Page | pp. 227 - 228 |
Keyword | IPv4, IPv6, 仮想化 |
Abstract | 本研究室では、企業等の要望に応じたネットワーク専用機器の提供を行っている。その際、ネットワーク専用機器について必要となる機能の選定を行い、オープンソースソフトウェア(OSS)や適切な性能のコンピュータを用いて実現することで、低コスト化と安定化を計っている。さらに、ネットワーク専用機器に安定性・安全性・省エネルギー性を実現する技術を実装し、高信頼性を実現することも研究している。 今回はネットワーク専用機器として、IPv4/v6を相互接続して共存させるシステムを取り上げた。この発表では、IPv4/v6共存システムに、省エネルギー性・安全性を実現するJail環境を導入し、このシステムについて性能評価を行ったので、その概要と結果を報告する。 |
題名 | 無線LANにおける標準方式混在時のフレーム衝突低減方式 |
著者 | *諏訪下 敦規 (岡山県立大学 情報系工学研究科 システム工学専攻), 稲井 寛 (岡山県立大学 情報工学部 情報通信工学科) |
Page | pp. 229 - 230 |
Keyword | 無線LAN, Performance Anomaly, エアタイムフェアネス, バックオフ, フレーム衝突 |
Abstract | 無線LANで用いられている標準方式では,ランダムなバックオフによりフレーム衝突を回避している.しかし,フレーム衝突を完全に回避することはできず,無駄な待機時間も生じるため,高いスループットを得られない.また,標準のアクセス方式では,すべての端末に公平にアクセス権を与えるため,高い伝送速度をもつ端末のスループットが,低い伝送速度のもつ端末の影響を得ける問題がある. これらの問題に対し,先行研究では改善方式が提案されているが,標準のアクセス方式と混在する環境下に無駄な待機時間が発生しており,スループットの低下を招いている.そこで,本稿では標準のアクセス方式が混在する環境下でも動作する方式を提案する. |
題名 | ハイブリッドCDN-P2Pライブストリーミングにおけるリバッファリング抑制手法の提案 |
著者 | *岡田 章太郎 (広島大学大学院工学研究科), 藤田 聡 (広島大学大学院工学研究院) |
Page | p. 231 |
Keyword | CDN, P2P, ライブストリーミング |