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平成25年度 (第64回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0804  10. 通信システム-(2)
日時: 2013年10月19日(土) 15:30 - 16:22
部屋: 一般教育棟D棟 D12 (→地図)
座長: 渡邊 寛 (岡山大学)

10-4 (時間: 15:30 - 15:43)
題名適応送信を用いたセンサ協調ビーム形成法における省電力効果
著者*藤田 将大, 別府 多久哉, 冨里 繁, 秦 正治 (岡山大学 大学院 自然科学研究科)
Pagep. 217
Keywordセンサネットワーク, 協調ビーム形成
Abstractセンサネットワークにおいて,安定的な通信を実現する技術として,適応送信を用いたセンサ協調ビーム形成法が提案されている.本検討では,このビーム形成法を用いた場合の省電力効果を明らかにする.消費電力を計算機シミュレーションにより算出し,ビーム形成を行わない従来方式と比較することで49%の省電力効果が得られることを明らかにした.

10-5 (時間: 15:43 - 15:56)
題名傾斜地エリアを見下ろすセルラ基地局に関する伝搬損失特性の検討
著者*高橋 宏之, 平井 尊教 (岡山大学大学院自然科学研究科), 林 和貴, 新 浩一, 西 正博 (広島市立大学大学院情報科学研究科), 秦 正治, 冨里 繁 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 218
Keyword市街地伝搬損失推定式, 傾斜地補正, 小セルエリア
Abstract我が国の市街地周辺では傾斜地上に住宅が広がっていることが多く,このような場所でのセルラ方式のエリア構成では,対象エリアを見上げるあるいは見下ろす位置に基地局を設置する方法が主としてとられる.いずれの場合も小セルエリア設計では基地局から1km程度内の傾斜地での伝搬損失特性が必要となる.本稿では,基地局が対象エリアを見下ろす場合の例として岡山市北区の傾斜地(津高台)で受信レベル測定を行い,伝搬損失の距離特性について検討したので報告する.

10-6 (時間: 15:56 - 16:09)
題名等利得合成を用いた光ZCZ-CDMA方式の伝送実験
著者*大平 康旦, 村永 聡, 松元 隆博 (山口大学大学院理工学研究科), 鳥井 秀幸 (神奈川工科大学情報学部), 井田 悠太, 松藤 信哉 (山口大学大学院理工学研究科)
Pagep. 219
Keyword光ZCZ符号, 光無線通信, CDMA, 並列伝送, 等利得合成
Abstract近年,LED を用いた照明や信号機などの機器をインフラとして利用しつつ,同時に通信を行う方式が注目されている.LED 機器には複数のLED が使用されているものが多く,これらを効率良く利用するためには光CDMA 方式が有効である.その方式のひとつとして,他局間干渉を抑圧できる光ZCZ-CDMA 方式が提案されている. しかし,LED を用いた通信では光量が少ないため,伝送距離が短くなってしまうという問題がある.集光レンズやレーザーダイオードなどで補強するといった対策が考えられるが, これらの手法は既存のLED 機器の機能や外観を損なうため,適用することは難しい. そこで本稿では光ZCZ-CDMA 方式の直交性を利用した等利得合成を行うことにより,伝送距離の延長が可能であることをFPGA,赤外線LED,APD モジュールからなる送受信機を用いた伝送実験により明らかにした.

10-7 (時間: 16:09 - 16:22)
題名1G/10GEPONにおけるグラント/リクエスト方式
著者*大内 泰介, 稲井 寛 (岡山県立大学)
Pagepp. 220 - 221
KeywordEPON