| 題名 | Quantitative Resiliency Analysis for Virtualized System |
| 著者 | *関 俊剛, 岡村 寛之, 土肥 正 (広島大学) |
| Page | p. 201 |
| Keyword | resiliency, virtualized system |
| Abstract | Virtual machine (VM) is an approach of virtualization which behaves as a real computer. VM will face some emergencies that will cause the crashes of it. Aim at these kinds of emergencies, VM has enough robustness to resist the change. And in this paper, we use resiliency to evaluate the performance of VM. Based on the CTMC (Continuous Time Markov Chain) of VM, we propose a quantitative approach for measuring the resiliency of VM and evaluating the performance of VM. |
| 題名 | 斜め入射に対する複屈折近似を用いた変調型格子の散乱解析 |
| 著者 | *岡田 俊也 (岡山県立大学情報工学部情報システム工学研究室), 若林 秀昭, 稲井 寛 (岡山県立大学情報工学部) |
| Page | p. 202 |
| Keyword | 複屈折近似, 変調型格子, 散乱解析 |
| Abstract | 格子の周期方向と入射面が一致しない斜め入射による誘電率変調型格子の3次元散乱問題を想定し，周期媒質について構造性複屈折近似の高次のフーリエ展開を用いることにより，従来より少ない空間高調波の展開項数で，マクスウェルの方程式の解の数値的安定性が得られることを示す.本論文において，まず，解析する構造を示す．解析理論として，マクスウェルの程式を直交座標表示する．電磁界成分を展開する従来法，構造性複屈折近似の高次のフーリエ展開を用いる提案法により1階微分方程式を求め，微分法定式を解き，反射率，透過率を求める方法を示す．0次の反射回折効率の数値計算例及び検討をすることで，提案法の有用性を示す． |
| 題名 | 完全グラフのオイラー回帰長の上界と下界 |
| 著者 | *神保 秀司 (岡山大学/大学院自然科学研究科) |
| Page | pp. 203 - 204 |
| Keyword | グラフ理論, オイラー回路, 最短閉路 |
| Abstract | オイラーグラフ G のオイラー回路のうち最短閉路長が最大のものの最短閉路長を G のオイラー回帰長と呼び，奇数 n 個の点からなる完全グラフ Kn のオイラー回帰長を e(n) で表す．既に n ≧ 5 のとき e(n) ≦ n - 2 が成り立つことが判明している．本論文では， 7 以上の奇数 n について，最短閉路長が n - 4 である Kn のオイラー回路の明示的な構成方法を示し，さらに，13 以上の奇数 n について最短閉路長が n - 2 以上である Kn のオイラー回路が存在しない (e(n) < n - 2 である) ことを示す． |
| 題名 | 一次元区分連続写像における写像点の確率論的挙動の存在条件 |
| 著者 | *太田垣 博一 (岡山理科大学) |
| Page | p. 205 |
| Keyword | Van der Pol-Mathieu型, 振動システム, サインサークルマップ, 一次元区分連続写像, 確率論的挙動の存在条件 |
| Abstract | 非線形システムの振動の態様は，システムパラメータによってはきわめて多様であり，複雑でありうることから，これらを解明することは重要である。 本研究では，Van der Pol-Mathieu型振動システムの振動の時系列データから導出されたサインサークルマップに対して近似された一次元区分連続写像の写像点についての確率論的挙動の存在条件について検討する。 |