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平成25年度 (第64回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0702  1. 基礎理論-(1)
日時: 2013年10月19日(土) 10:30 - 11:22
部屋: 一般教育棟D棟 D11 (→地図)
座長: 太田垣 博一 (岡山理科大学工学部電気電子システム学科)

1-1 (時間: 10:30 - 10:43)
題名30元混合方程式についての一考察
著者*徳山 貢 (徳山電気技術研究所)
Pagep. 195
Keyword後退差分公式, リャプノフ指数, GICインダクタ, 非線形, マクロモデル
Abstract3相R-L-GICインダクタ回路をマクロモデルにより方程式を作成すると30元混合方程式となった。この方程式を後退差分公式により解析してリャプノフ指数を求めた。その結果収束の周期が長いことが判明した。

1-2 (時間: 10:43 - 10:56)
題名生化学反応を記述する常微分方程式系の解の非負値性と有界性
著者*小松 弘和, 伊藤 昭夫, 中島 弘之 (近畿大学工学部)
Pagepp. 196 - 197
Keyword常微分方程式, 非負値性, 有界性, 生化学反応, 生態系
Abstract化学反応系や生態系に生じる現象を常微分方程式でモデル化した場合,その状態変数(未知関数)は物質の濃度や生物の個体数を表わすため,非負かつ有限の値をとることが要求される.本報告では,化学反応系や生態系を含む,より広いクラスの常微分方程式に対して,解が非負値となる条件および有界となる条件を導出する.また,この結果を熱ストレス応答タンパク質の生化学合成反応を記述する方程式に適用し,その解が非負かつ有界となることを明らかにする.

1-3 (時間: 10:56 - 11:09)
題名ソフトウェア欠陥密度の区間推定に関する考察
著者*邱 国龍, 土肥 正 (広島大学大学院工学研究院情報部門ディペンダブルシステム論研究室)
Pagep. 198
Keyword欠陥密度, 区間推定, ブートストラップ, NHPP, 最尤推定
Abstract少量なデータから複雑なパラメータの統計量の性質を推定 するために, ブートストラップ法が有効であることは良く知ら れている. 本稿では, 非同次ポアソン過程(NHPP) に 基づくソフトウェア信頼性モデルを用いてソフトウェア欠陥 密度の区間推定を行う. さらに, 残存欠陥密度を定義し, これ に基づいてソフトウェアのリリース判定を行う方法について 述べる.

1-4 (時間: 11:09 - 11:22)
題名広島新市民球場周辺の商圏モデルに関する研究
著者*錦織 昭峰, 岡 健太, 大田 芳寿, 河本 裕貴 (県立広島大学 経営情報学部経営情報学科)
Pagepp. 199 - 200
Keyword商圏モデル, 主観的距離, 交通信号機
Abstract商圏モデルでは,心理的要因などの抵抗要因が重要である。抵抗要因には交通信号機,踏切,河川等がある。本研究では,広島市の住民が両店舗に,自転車または自動車で買い物に行く場合に,小売施設に出向する確率と人数を算出した。本研究では,実際に設置されている交通信号機により抵抗要因λの値を決定している。また,λ=2とした修正ハフモデルとの比較・考察を行なった。