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平成25年度 (第64回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0604  26. 情報処理-(5)
日時: 2013年10月19日(土) 15:30 - 16:35
部屋: 一般教育棟B棟 B33 (→地図)
座長: 佐々木 宣介 (県立広島大学経営情報学部経営情報学科)

26-21 (時間: 15:30 - 15:43)
題名スマートフォンアプリケーションを活用した観光地におけるモビリティマネジメントの提案
著者*松本 慎平 (広島工業大学情報学部), 不動 雄樹 (広島工業大学大学院工学系研究科)
Pagepp. 187 - 188
Keywordスマートフォン, 観光, モビリティマネジメント
Abstract本稿では,モビリティマネジメントのコミュニケーション手段としてスマートフォンに着目し,移動経路・交通手段の決定に焦点を当てた携帯端末用観光経路提示アプリケーションを開発することにより,スマートフォンを活用したモビリティマネジメントを提案する.本稿では,観光地として京都市を対象とする.提案法の影響や効果を確認するため,本稿では基礎的シミュレーションを実施した.その結果,モビリティマネジメントを実施した際に観光地にとって必要となる有益な知見を得ることができた.

26-22 (時間: 15:43 - 15:56)
題名階層構造を持つ状態マシン図とシーケンス図の整合性検証
著者*岡崎 圭祐 (岡山県立大学大学院情報系工学研究科), 横川 智教 (岡山県立大学情報学部), 宮崎 仁 (川崎医療福祉大学), 有本 和民, 佐藤 洋一郎 (岡山県立大学情報学部)
Pagep. 189
Keywordモデル検査, 状態マシン図, シーケンス図, LTSA
Abstractこれまでに,状態マシン図とシーケンス図をプロセス表現し,モデル検査ツールLTSAを用いて整合性を検証する手法を開発してきた.本稿では階層構造をもつ状態マシン図を扱えるよう,提案法を拡張する.

26-23 (時間: 15:56 - 16:09)
題名段階的な局面評価関数を用いたUCTとオセロによる実験
著者*宇野 雅矢, 小林 康幸 (島根大学大学院総合理工学研究科)
Pagepp. 190 - 191
Keywordゲーム木探索, オセロ, UCT, モンテカルロ法
Abstract将棋,囲碁,オセロ,チェスなどの二人零和完全情報ゲームは,ミニマックス探索と評価関数を組み合わせるのが一般的である.また近年では,他のアプローチとして主にコンピュータ囲碁でモンテカルロ木探索が注目を集めている.モンテカルロ木探索とは,モンテカルロ法と呼ばれる乱数を用いて終局までゲームを行い,その結果を局面の評価としてゲーム木探索と組み合わせたものである.その代表的なものとしてUCTがある.UCTはUCB値という値が高いノードに多くの探索を割り当て,多く探索されたノードのみを探索する手法である.本研究では,2つの局面評価関数を用いた段階的な評価によるUCTの性能向上について論じる.

26-24 (時間: 16:09 - 16:22)
題名ナポレオンを題材とした多人数不完全情報ゲーム終盤の研究
著者*品川 和哉 (松江工業高等専門学校専攻科), 中島 千尋 (オプティム), 万代 悠作 (松江工業高等専門学校専攻科), 橋本 剛 (松江工業高等専門学校/情報工学科)
Pagepp. 192 - 193
Keywordゲーム情報学

26-25 (時間: 16:22 - 16:35)
題名コンピュータ大貧民における相手のモデル化と評価
著者*伊藤 祥平, 但馬 康宏, 菊井 玄一郎 (岡山県立大学大学院情報系工学研究科機械情報システム工学専攻)
Pagep. 194
Keywordコンピュータ大貧民, ナイーブベイズ, モンテカルロ法
AbstractUECコンピュータ大貧民大会ではMC法を用いたクライアントが優勝している。MC法での行動決定では,採り得る各行動に対して試合終了までのシミュレーション(プレイアウト)を複数回行うことで行動を決定する。 MC法を用いた大貧民ゲームクライアントsnowlなどがある。また我々の以前の研究ではsnowlを基に,プレイアウト時の相手着手を相手と似たような着手を行う相手モデルにより決定することで強化しようとした。この研究では相手モデルをナイーブベイズにより対戦中の相手着手を学習し,作成している。しかし上手くモデル化できているか不明であり,基にしたsnowlと対して強さは変わらない結果になっている。 そこで本研究ではプレイアウト時の相手着手で使用する適切な相手モデルの作成方法を調べ,それぞれの方法で作成した相手モデルの検証を行った。