| 題名 | 民生用太陽光パネルの実用効率低下原因に関する研究 |
| 著者 | *元田 駿, 新谷 友浩, 吉村 康一朗, 吉田 博行, 森田 廣 (山口東京理科大学) |
| Page | p. 115 |
| Keyword | 太陽電池, 実用効率, I-V特性 |
| Abstract | 民生用太陽電池パネルの実用効率を妨げている要因につき研究を行っている。今回は局所的な温度の変化、部分的な影による遮光や周囲からの散乱や反射による光の入射について調べた。とりわけ、パネル表面の平均温度の上昇、さまざまな影の影響による効率低下が実使用状態では大きな問題となることから、影の除去法やパネルの冷却の工夫についての検討を行った。 |
| 題名 | 投資を目的とした配電系統信頼度評価ツール開発に関する一考察 |
| 著者 | *佐藤 宏樹, 川原 耕治 (広島工業大学) |
| Page | p. 116 |
| Keyword | 配電系統, 信頼度評価, 投資 |
| 題名 | お客さま側停電補償システムの機能検証 |
| 著者 | *三戸 勝彦, 河野 伸行, 大久保 典浩 (中国電力 エネルギア総合研究所) |
| Page | pp. 117 - 118 |
| Keyword | 家庭向け, 停電対策, 電力供給 |
| Abstract | 東日本大震災などの自然災害では長時間の停電により日常生活に支障が出るなど，お客さまに対する停電対策の重要性が高まってきている。現在では，家電メーカなどにおいて停電時の給電機能がついたＨＥＭＳの研究が行われており，既に製品も発売されている状況である。当社においても停電時の不便さを最小限に抑える家庭用停電補償システムの簡易モデルを試作し，機能検証を行ったので，その概要を紹介する。 |
| 題名 | 有効電力・無効電力制御の太陽光発電電力損失と配電線の電力損失への影響 |
| 著者 | *青野 紀彦 (岡山大学 大学院), �盒� 明子, 今井 純, 舩曳 繁之 (岡山大学) |
| Page | pp. 119 - 120 |
| Keyword | 太陽光発電, 有効電力制御, 無効電力制御, パワーコンディショナ, 電力損失 |
| Abstract | 太陽光発電（PV )システムが大量に電力系統に連系されると，逆潮流に起因する電力系統の電圧上昇により，電圧制御が必要となる．現在，パワーコンディショナシステムでは有効電力(P)制御が行われているが，直接有効電力を絞っているためPVシステムの発電電力損失となる．そこで，有効電力制御と無効電力制御を組み合わせたP+Q制御を行うことが検討されている．しかし，P+Q制御では無効電力を増加させるため，配電線での電力損失が大きくなる． 本稿では，制御なし，P制御，P+Q制御でのPVシステムの発電電力損失と配電線の電力損失を評価した． P+Q制御においても，PVシステムの発電電力損失が3.5%あるため，PVシステムの発電電力損失なく，系統電圧を適正範囲内に収めるためには，既存の低圧配電系統に電圧制御装置を追加する必要がある． |
| 題名 | クリギング法を用いた日射量分布推定におけるバリオグラム関数の改善 |
| 著者 | *木下 達也 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻電気エネルギー・システム制御工学研究室), �盒� 明子, 今井 純, 舩曳 繁之 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻電気電子機能開発学講座) |
| Page | pp. 121 - 122 |
| Keyword | 太陽光発電システム, 日射量, クリギング法, バリオグラム関数 |
| Abstract | 近年，地球温暖化や原子力発電の安全性の問題から，太陽光発電(PV)システムが注目を集めている．その一方でPVシステムは出力が不安定であり，電力系統において安定して運用するにはPV出力の変動および，それに起因する系統電圧の変動を推定し，系統電圧を適正範囲内に維持するために機器の設置と制御を検討する必要がある．しかし，すべてのPVシステムに日射系を設置するには設備コストが問題となる．本文では，複数地点で観測された日射量データを用いて，クリギング法により日射量の2次元分布を推定した．このとき，一部の時間帯で日射量分布が均一となる問題が確認され，バリオグラム関数のパラメータを修正することでこれを解決した． |