| 題名 | 穿刺吸引組織・細胞診における機械学習による自動目視検査法 |
| 著者 | *小郷 和希 (岡山大学工学部), 井上 博文 (岡山大学病院病理部), 趙 麗江 (岡山大学工学部), 田淵 真弘 (金光病院医療技術部), 山根 延元 (岡山大学大学院自然科学研究科), 岡 久雄 (岡山大学大学院保険学研究科) |
| Page | pp. 27 - 28 |
| Keyword | 機械学習, EUS-FNA |
| Abstract | 超音波内視鏡下穿刺吸引(EUS-FNA)法において、過去の症例を計算機に学習させることにより検査を効率よく補助するシステムの初歩的検討を行う。 |
| 題名 | 心電図同期心臓CT画像における壁厚計測のための対応点追跡の評価 |
| 著者 | *中 鷹良, 青山 正人, 青木 広宙, 宮崎 大輔, 古川 亮, 馬場 雅志, 日浦 慎作 (広島市立大学) |
| Page | pp. 29 - 30 |
| Keyword | 心電図同期心臓CT画像, 壁厚計測, 対応点追跡, テンプレートマッチング |
| Abstract | 近年，日本では生活様式の西洋化に伴い，虚血性心疾患による死亡数・死亡率が上昇傾向にあり，CTによる精密な検査が行われている一方，同じCT画像に対する医師の見解に差が生じ得るという問題がある．そのため，計算機を用いた処理による客観的情報の提示が問題の解消に役立つと考えられる．本研究では，心電図同期心臓CT画像を心臓の長軸に対し垂直にスライスした短軸画像に変換した上で，4種類の評価方法を用いたテンプレートマッチングによる対応点追跡を行い，マッチング手法の違いによる計測結果への影響を評価した．その評価に基づき，有効なテンプレートマッチング手法を用いて左心室の壁厚計測を行うことができた． |
| 題名 | X線撮影におけるポジショニング技術習得のためのトレーニングツール |
| 著者 | *丸山 敏則 (岡山大学医学部保健学科放射線技術科学専攻), 山本 秀樹 (吉備高原医療リハビリテーションセンター) |
| Page | pp. 31 - 32 |
| Keyword | X線撮影, ポジショニング, CT画像, トレーニングツール |
| Abstract | 診療放射線技師を目指す学生の現在のカリキュラムでは，必要なポジショニング技術を習得るために十分な実習時間をとることが困難である．本研究では，ポジショニング技術を効率的に学習するために学生を支援するポジショニングのトレーニングツールの開発について報告する．コンピューター断層撮影(CT)イメージデータから構築された三次元のコンピューターグラフィックス(3DCG)ファントム（人体模型）を作成して，パソコン上でポジショニングを行ない，その位置に対応した平面画像を確認する．学生が，X線の装置を使用せずにいつでもどこでも，ポジショニングのトレーニングを繰り返しおこなうことができ，様々なポジションのX線平面画像を確認することによって，学生の解剖学的知識が深まり，ポジショニング技術の習得に役立つことが期待される． |
| 題名 | 空間周波数特性を適用した電子ディスプレイ色むらの定量評価 |
| 著者 | *近藤 孝洋, 浅野 敏郎 (広島工業大学) |
| Page | pp. 33 - 34 |
| Keyword | 輝度むら, 色むら, 画質, 電子ディスプレイ |
| Abstract | ディスプレイの輝度むらや色むらの評価は，多くの場合，熟練検査員による目視検査で行われている．しかし，人間の目視評価では，検査員の体調や個人差によって評価結果にばらつきが生じる．安定した結果を得るために自動化が望まれている．本研究では，S-CIELAB表色系を用いて色相ごとの差異を軽減し，撮像画像を人間の視覚特性である空間周波数特性を用いてフィルタリングを行い，視覚感度画像に変換する．さらに「色むら指数」を定義し，輝度むらと色むらを統一的に評価する手法を実験検討した． |
| 題名 | 近赤外光によるHb画像の定量的評価 |
| 著者 | *小田 和磨, 鬼追 一雅 (広島工業大学大学院) |
| Page | p. 35 |
| Keyword | ヘモグロビン（Hb）, 定量的評価, 絶対濃度推定 |
| Abstract | 現在，我々は近赤外分光画像から血中ヘモグロビン(Hb) の濃度分布画像を取得する方法の研究を行っている． これまでにHb の相対的濃度分布画像は得られているが， 絶対濃度は計測できていない． 今回，近赤外分光画像によるHb の絶対濃度推定を目指 して，Hb 濃度分布画像の定量的評価を行ったので，その 結果を報告する． |