(セッション表へ)

平成26年度 (第65回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

セッション SPE_INVITE  特別講演
日時: 2014年10月25日(土) 12:30 - 13:45
部屋: 1号館 01101 (→地図)
座長: 菅原 一孔 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻)

SP-1 (時間: 12:30 - 13:45)
題名「はやぶさ」から「はやぶさ2」へ – 太陽系を知るための新たなる挑戦 –
著者*吉川 真 (宇宙航空研究開発機構)
ページp. 1
キーワード小惑星, サンプルリターン, 惑星探査, 惑星科学
アブストラクト小惑星探査ミッション「はやぶさ」の結果を受けて、後継となる「はやぶさ2」ミッションが開始された。「はやぶさ」が工学技術を実証することが主目的で会ったのに対して、「はやぶさ2」では科学が前面に出たミッションとなっている。「はやぶさ2」では、単に惑星の起源や進化だけでなく、生命の原材料物質についても調べようとしているのである。ただし、工学技術は引き続き重要である。「はやぶさ」で起こった不具合を精査し、より確実にミッションが行えるよう改良が加えられた。その上で、新たなる技術的挑戦も行うのである。太陽系探査のレベルアップを図る「はやぶさ2」ミッションについて、その概要を紹介する。