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平成26年度 (第65回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0601  26. 情報処理-(3)
日時: 2014年10月25日(土) 9:00 - 10:05
部屋: 1号館 01202 (→地図)
座長: 荻原 昭夫 (近畿大学工学部情報学科)

26-11 (時間: 9:00 - 9:13)
題名Remote Touch PointingによるスマートTV操作
著者*渡辺 恵太, 中道 上 (福山大学), 山田 俊哉 (NTTアイティ), 尾関 孝史 (福山大学)
ページpp. 163 - 164
キーワードリモコン, ポインティング, 大画面, 直感的
アブストラクトスマートTVの普及やテレビの大画面化,またコンテンツの増加により,リモコン操作が複雑化している.本研究ではリモコンよりも操作手順が少なく,直感的な操作が可能なRemote Touch TVを提案する.Remote Touch TVはRemote Touch Pointingを用いてコンテンツに対する操作を行う.リモコンとRemote Touch TVの操作手順をシーケンス図で分析し作業量の比較を行った結果,Remote Touch TVはリモコンと比べて操作手順が削減可能で,テレビの操作において認知する対象が少ないことがわかった.

26-12 (時間: 9:13 - 9:26)
題名Refined Analysis of Random Port Hopping via DTMC
著者*Qi Luo, Tadashi Dohi (Department of Information Engineering, Graduate School of Engineering, Hiroshima University)
ページp. 165
キーワードDDoS, Random Porting Hopping, DTMC, Fundamental Matrix
アブストラクトWhile the problems caused by Distributed Denial-of-Service (DDoS) attacks have become serious, it is known that the traditional security methods against these attacks are either ineffective or commercially expensive. A novel stochastic model of the so-called random port hopping is given by Badish [1]. Hari and Dohi [2] provide a method based on the discrete-time Markov chain (DTMC) to compute the communication success probability. In this article, we present another model based on the DTMC and give an analysis via it.

26-13 (時間: 9:26 - 9:39)
題名季節を考慮した観光地推薦システムの提案
著者*房 冠深, 亀井 清華, 藤田 聡 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻)
ページp. 166
キーワード観光地推薦, 推薦システム, SNS, 季節
アブストラクト近年,スマートフォンなどの普及により,観光情報が容易かつ迅速に,大量に入手または発信できるようになっている.その膨大な情報の中から,どの観光地が自分の嗜好にあっているかなどの,各ユーザにとって有用な情報を見つけ出すことは困難である.そこで,観光地推薦システムの開発が盛んに行われている(1).しかし,観光地の特徴は季節によって変化する場合が多い.例えば,冬はスキー場になる山は,夏は登山スポットとなるかもしれないが,ユーザによってはスキーには興味があっても登山には興味がないという場合がある.実際にBannurらの研究(2)では,SNSのチェックイン情報を分析すると,季節によって観光地の人気度が激しく変化することが分かっている.よって,観光地推薦においては,各観光地の季節ごとの特徴を考慮する必要があると考えた.本研究では,季節ごとの観光地の特徴を考慮した観光地推薦システムを構築する.

26-14 (時間: 9:39 - 9:52)
題名不確定な矛盾の生成
著者*高原 利生 ((なし))
ページpp. 167 - 168
キーワード矛盾, 粒度, 弁証法, 差異解消, 媒介
アブストラクト大きな世界の課題解決から、発明,発見や人の日常生活に至る様々な目的を達成する方法を得たい。 方法は、弁証法を使う。弁証法の単位は、矛盾である。事実の最小近似モデルを、外部との関係を持つ「項−運動(関係)−項」の生成と、(この三つ組みとしての)運動(関係)とし、これを矛盾の定義とする。 このうち、検討が不十分な「項−運動(関係)−項」の生成について考察する。 矛盾の生成の例として物々交換制度を最初に作る場合を考える。 1) オブジェクト操作の型を整理し媒介の意味を述べ、2) 始めての制度生成のおおまかな構造探求を行い、3) 当時のリーダーたちの無意識の粒度拡大が、制度開始実現のための解に貢献したことを述べた。

26-15 (時間: 9:52 - 10:05)
題名新たな足入力装置の提案
著者*今田 裕一朗 (広島国際大学大学院工学研究科情報通信学専攻), 松川 文雄 (広島国際大学工学部情報通信学科)
ページpp. 169 - 170
キーワードマウス, 足入力, 赤外線センサ
アブストラクトマウス、タッチパネル、キーボードなどの情報端末用入力装置は、手で操作することが前提にある。しかし、工場の生産現場では、作業のために手がふさがり、これらの装置での入力作業がしづらいシーンが発生する。手入力に換えて足入力しようとすると、足は手に比べて動きが緩慢であり、手と同じ感度で意図した位置にカーソルを移動したり、指でクリックすることが困難である。本研究では、赤外線センサを使用し、足の位置を認識して入力するマウスを試作し、足特有の課題の克服を目指した。