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平成26年度 (第65回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0502  26. 情報処理-(2)
日時: 2014年10月25日(土) 10:30 - 11:35
部屋: 1号館 01201 (→地図)
座長: 越智 洋司 (近畿大学)

26-6 (時間: 10:30 - 10:43)
題名公共交通機関を利用した観光情報を提供するモバイルアプリケーションの提案
著者*辰田 竜二, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻)
ページpp. 138 - 139
キーワードAndroid, 観光, 公共交通機関
アブストラクト公共交通機関は会社員や学生の通勤・通学,病院への通院などを主とした目的として現在多く利用されているが,その他の理由における公共交通機関の利用頻度は年々衰退の一途を辿っている.特に他府県などへの旅行は顕著に現れていたと言える.主な理由として,高度成長期を過ぎ,人々はより安価で自由に移動できる交通手段を選ぶようになったからと言われている.しかし,これまでの自動車による観光では触れることのできない感覚を,公共交通をあえて利用することで触れることができると,公共交通の利用について見直されているもの事実である.本研究では,鳥取県内の観光地を公共交通機関を利用して訪問するために,公共交通の運行情報や観光情報を提供するモバイルアプリケーションの提案を行う.

26-7 (時間: 10:43 - 10:56)
題名路線バス運賃管理インターフェースの構築
著者*玉田 匡, 笹間 俊彦, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻)
ページpp. 140 - 141
キーワード路線バス, 乗換案内システム, バス運賃
アブストラクト我々は路線バスの利便性を向上させることで利用促進を図るため,路線バスと鉄道の乗り換え情報提供システムである「バスネット」を開発・運用している.運賃改正において,バス会社で定めた運賃表Excel データ,手作業を含んだ操作でバスネットに反映させることで,運賃の改正に対応してきた. そのため運行ダイヤ改正と比べると,データの入力ミスが発生する可能性や運賃改正の対応に遅れが生じてしまうことがあった.そこで運賃情報の入力を補助し,バス会社で改正した運賃情報とバスネットで用いる運賃情報を一元的に管理する専用インターフェースを構築することで,作業の冗長性を解消し手作業によるデータ入力ミスの軽減を目指す.

26-8 (時間: 10:56 - 11:09)
題名COINSとLLVMの連携による例外処理機構対応付きコンパイラ基盤の実現方式
著者*産一 傑, 川端 英之, 北村 俊明 (広島市立大学大学院 情報工学専攻 コンピュータシステム研究室)
ページpp. 142 - 143
キーワードCOINS, LLVM, 例外処理, コンパイラ基盤, 言語処理系
アブストラクトコンパイラ基盤の一つである COINSはレベルの異なる 2 種類の中間表現を持っており,各中間表現に対する最適化,変換モジュールを導入するだけで新たなコンパイラを構築することができる. しかし,COINS が持つ各中間表現には例外処理機構が組み込まれておらず,例外処理機構を有する言語のための処理系開発は容易ではない. これに対し我々は,複数種類の例外処理方式を選択的に利用可能にすべく,COINS のための拡張モジュールや拡張中間表現を検討してきた. しかしながら,COINS の低水準中間表現 LIR を用い続ける限り,対応可能な例外処理方式の選択肢は限られる. 具体的には,表引き法等のゼロコスト例外処理への対応が困難であった. そこで本研究では,異なるコンパイラ基盤である LLVM の中間表現およびバックエンドを利用することにより,これらへの対応を試 みる.

26-9 (時間: 11:09 - 11:22)
題名VDT作業における着座姿勢矯正システムの研究・開発
著者*樽 和樹, 大崎 大治, 山岸 秀一 (広島工業大学)
ページp. 144
キーワードkinect, VDT作業
アブストラクト近年,情報通信等の技術革新の進展により,液晶ディスプレイなどの表示機器で あるVDT (Visual Display Terminals)が職場や家庭に普及している。それに伴い VDTを用いた作業(以降VDT 作業)を行う労働者や,それに費やす時間が増えてい るが,同時にVDT症候群も問題になっている。VDT症候群とは、同じ体勢でVDT作 業を行った場合に発症する肩、首の痛みや、VDTを凝視し続けることで発症する 眼精疲労が主な症状である。本研究では、モーションキャプチャ装置により取得 した作業者の骨格情報を元に、模範姿勢と比較することにより着座姿勢の歪みを 認識し,利用者に姿勢改善を促すシステムを提案する。

26-10 (時間: 11:22 - 11:35)
題名共有価値の違いに対する許容度の変化を考慮したマルチエージェントシステムに基づく人工学級シミュレーション
著者*堂角田 萌希, 山岸 秀一, 加藤 浩介 (広島工業大学), 前田 義信 (新潟大学)
ページp. 145
キーワードマルチエージェント, いじめ, 許容度, 共有価値