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平成24年度 (第63回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 1702  26. 情報処理-(6)
日時: 2012年10月20日(土) 10:30 - 11:48
部屋: 教養棟2号館 702室 (→地図)
座長: 岩見 宗弘 (島根大学大学院総合理工学研究科 情報システム学領域)

26-31 (時間: 10:30 - 10:43)
題名CSPを用いた階層構造を持つシーケンス図の詳細化検証
著者*片山 巧 (岡山県立大学大学院情報系工学研究科), 横川 智教 (岡山県立大学情報工学部), 浅田 和真, 宮崎 仁 (岡山県立大学大学院情報系工学研究科), 佐藤 洋一郎 (岡山県立大学大学情報工学部)
Pagep. 433
Keywordシーケンス図, UML, CSP, モデル検査, 詳細化検証
Abstractシーケンス図を用いたソフトウェアの設計では,システムの振る舞いは段階的に詳細化される.詳細化における誤りは,実装時のバグや要求仕様との不整合の原因となる.この種の誤りの検出には,形式手法の一種であるモデル検査が有用である.そこで本稿では,プロセス代数形式のモデル記述言語であるCSPでシーケンス図の振る舞いを記述し,解析ツールFDRを用いて詳細化関係の検証を行う.

26-32 (時間: 10:43 - 10:56)
題名東日本大震災前後のTwitter利用者のエントロピーに基づく評価
著者*川本 祐太郎 (広島工業大学大学院), 松本 慎平, 川口 大貴 (広島工業大学), 鳥海 不二夫 (東京大学大学院)
Pagep. 434
KeywordTwitter, 災害, エントロピー, Hadoop, Mahout

26-33 (時間: 10:56 - 11:09)
題名P2P ビデオオンデマンドシステムの待ち時間短縮化手法の提案
著者*高田 拓人 (広島大学大学院工学研究科), 藤田 聡 (広島大学大学院工学研究院)
Pagep. 435
KeywordP2P, VoD, 待ち時間
Abstract本稿では,P2P ビデオオンデマンドシステム(P2P-VoD)のためのシークタイム短縮化手法の提案を行う.ここでシークタイムとは,ユーザーが動画にアクセスしてから実際に視聴を開始するまでの待ち時間のことを指す.提案手法の基本アイデアは,システムに参加して間もないユーザに対して動画を優先的にアップロードするように既存手法を改良することである.

26-34 (時間: 11:09 - 11:22)
題名スケジュールの入力を促す日程調整システム
著者*三島 朋之, 高橋 健一, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻)
Pagepp. 436 - 437
Keywordソフトウェア, ユーザインタフェース, 通知, 不愉快, 不利益

26-35 (時間: 11:22 - 11:35)
題名個人情報保護を目的としたプログラム変換に向けてのポリシの定義の検討
著者*工藤 邦晃, 高橋 健一, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻)
Pagepp. 438 - 439
Keywordプライバシー, セキュリティ, プログラム変換, 自動変換
Abstractネットワークサービスの一部では,個人情報の提供を要求される.しかし,ユーザは一旦渡した情報の利用方法を確かめることができない.その結果,サービス提供者に不安を感じても,サービスを受けるには個人情報を渡さなければならない.そのため,ユーザが個人情報の処理方法を指定可能な仕組みが必要となる.そこで,個人情報を処理するプログラムを変換する仕組みを提案する.これにより,ユーザが個人情報の処理方法を指定できるため,安心してサービスが利用できる.本稿では,このことを実現するための1つのステップとしてプログラムの変換のためのポリシを検討する.その結果,ポリシの必要性と定義を示した.

26-36 (時間: 11:35 - 11:48)
題名ソーシャルメディアを活用した公共交通機関利用のきっかけとなるモバイルアプリケーションの開発
著者*柴田 博彬, 伊藤 昌毅, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻)
Pagepp. 440 - 441
Keywordソーシャルメディア, 公共交通機関, 利用促進, 情報共有
Abstract乗り換え案内や時刻表検索等のサービスを提供する,公共交通機関の利用を支援するシステムが数多く開発されているが,それらは既に公共交通機関の利用を決めているユーザに対する利便性こそ向上させているが,その他のユーザに対する利用促進が不十分である.本論文では,公共交通機関の利用支援の中でも,特に乗り換え案内(経路探索)機能に着目し,情報共有を用いた公共交通機関の利用促進を図る.情報共有には,不特定多数への情報拡散の容易さ,特定少数との情報共有の際の強固な信頼性を考慮し,ソーシャルメディアを活用する.