題名 | スマートフォンを用いた行動管理支援の有効性評価: 高次脳機能障害者によるケーススタディ |
著者 | *田河 洋史, 廣冨 哲也 (島根大学) |
Page | p. 423 |
Keyword | 高次脳機能障がい, 行動管理, 支援技術, スマートフォン, 外的手がかり |
題名 | Androidによるスマートフォン向け星座観測アプリの実装 |
著者 | *田中 陽子, 岩見 宗弘 (島根大学大学院総合理工学研究科) |
Page | p. 424 |
Keyword | Android, スマートフォン, 星座観測アプリ |
Abstract | 近年,指やペンなどをポインティングデバイスとして,ディスプレイなどに触れることで操作できるタッチインタフェースの普及率が高まっている.タッチインタフェースはアイコンやボタンといった画面上の操作対象を指差して直接操作できるのでユーザがより直観的に操作できるのが特徴である.その特徴から現在普及している多機能携帯電話スマートフォンにもタッチインタフェースが用いられている.これによりユーザはパソコン上で行っていた機能を携帯端末上でより直観的に操作可能になり,それに伴い多くのスマートフォン向けアプリケーションが現在開発されている.AndroidもスマートフォンやタブレットPCなどの携帯情報端末を主なターゲットとして開発されたプラットフォームの一つである.本研究では,バーチャル星座盤にカメラ映像を重ねることで,ユーザがスムーズに星座の位置を理解できるように支援するシステムの開発を報告する. |
題名 | 公共交通機関利用者の行動状況に応じた情報提供を実現するナビゲーションシステムの提案 |
著者 | *福田 暁, 伊藤 昌毅, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院 工学研究科) |
Page | pp. 425 - 426 |
Keyword | 公共交通機関, 路線バス, ナビゲーションシステム, スマートフォン, バスネット |
Abstract | 公共交通機関の利用を支援するシステムは多く公開されているが,どのシステムも乗換え経路を提案する,もしくは時刻表を提供するものであり,利用者の実際の移動を支援するまでに至っていない.また近年,GPSを搭載したスマートフォンが普及しており,多くの人々が移動中にナビゲーションシステムを利用している.そこで我々は公共交通のうち路線バスを中心とした移動中の支援を行うナビゲーションシステムを提案する.本システムでは路線バスを利用した移動中における利用者の状態を状況ごとに定義し,それぞれの状態に対して適した情報を提供する.本システムにより路線バス利用の複雑さを低下させるとともに,利便性の向上させることができる. |
題名 | 複数計算機でのファイル拡散追跡に関するログ管理手法の検討 |
著者 | *前田 明彦, 高橋 健一, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻) |
Page | pp. 427 - 428 |
Keyword | ログ管理, 情報漏洩対策, 拡散追跡 |
Abstract | 近年,情報漏洩事件が多発,深刻化している. 個人情報漏洩の原因の約7割は,「管理ミス」,「誤操作」が占めている.このうち「誤操作」は,ユーザの不注意による操作ミスである.不注意は計算機操作の確認・制御で防止できる.そのため,単一計算機での機密情報の拡散を追跡し,持ち出しを確認・制御するシステムが提案されている.複数計算機でのシステムへの拡張が必要である.複数計算機で機密情報の拡散を追跡する場合には,機密情報が拡散する過程をログとして記録する必要がある.本研究では,ログの管理手法の検討を行う.今回検討した管理手法をログ保存時と検索時の通信量で比較し,各手法の特徴が明確になった. |
題名 | 公共交通乗換案内サービスにおける利用者行動解析システム |
著者 | *見生 元気 (鳥取大学院 工学研究科 情報エレクトロニス専攻), 伊藤 昌毅, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻) |
Page | pp. 429 - 430 |
Keyword | ログ解析, 統計解析, 乗換案内, 路線バス, webアプリケーション |
Abstract | 我々は路線バスの利用促進を目的として公共交通乗換案内システム「バスネット」を開発している.「バスネット」は徒歩移動を考慮した乗換案内機能やバス停間の複数バス路線にまたがる時刻表の表示機能を持つWebアプリケーションで,現在,鳥取県の路線バスを対象に運用している. 従来のバスネット開発では,利用者からのメール報告やアンケート調査を基に問題の調査システムの評価を行ってきた.しかし,これらの方法では十分な数の標本データを集めることができず,データに偏りが生じる可能性がある. そこで,「バスネット」における利用者の行動を記録し,統計的なや時系列に沿った追跡から利用モデルや現状の課題の分析を行い,これらの情報を開発に活用することを提案する. |
題名 | モバイルエージェント技術を用いた人物追跡システム〜カメラの向きを考慮した人物の追跡手法の提案〜 |
著者 | *長谷川 港 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻), 谷川 浩三 (メルコ・パワー・システムズ), 高橋 健一, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻) |
Page | pp. 431 - 432 |
Keyword | モバイルエージェント, 人物追跡システム |
Abstract | 近年,企業や研究機関では情報漏洩防止のためにセキュリティシステムの導入が進められている.セキュリティシステムの中に,建物内の廊下等に監視カメラを用いた監視システムがある.しかし,このシステムでは監視カメラの台数や監視する人物が増えるにつれ監視員に多大な負担がかかってしまう.これを解決するために我々はモバイルエージェント技術を用いて監視員の負担を軽減する人物追跡システムの研究を行っている.本研究では,人物追跡の精度を上げる事を目標とし,カメラの向きを考慮した追跡手法を提案する.人物を見逃す可能性のある場所ではその周辺にエージェントが先回りすることで追跡精度を上げる事ができる. |