| 題名 | 時空間最適化フレームワークと粒子群最適化法によるインタラクティブ物体追跡システム |
| 著者 | �霤� 卓 (東京大学大学院情報理工学系研究科), *黒木 竜馬 (宮崎大学大学院工学研究科), 坂本 眞人, 古谷 博史 (宮崎大学工学部) |
| Page | p. 335 |
| Keyword | モーションキャプチャー, 時空間最適化フレームワーク, 粒子群最適化法, 物体追跡, ３Ｄアニメーション |
| Abstract | 単眼のビデオカメラで撮られた映像から人間の動きのデータを測定するビデオモーションキャプチャーの手法の一つに、X.Weiらによる時空間最適化フレームワークでの物体追跡をベースとした３Ｄアニメーションがある。本研究では、この手法に群知能の一種である粒子群最適化法を組み合わせることで、多くのコンピュータ上で利用可能な物体追跡システムの試作とその有用性の検証を試みた。 |
| 題名 | 大規模デジタルシステムを対象とした性能評価の高速化手法 |
| 著者 | *河村 喬, 古好 佑輔, 近藤 真史 (岡山県立大学大学院情報系工学研究科), 横川 智教, 佐藤 洋一郎, 有本 和民 (岡山県立大学情報工学部情報システム工学科) |
| Page | p. 336 |
| Keyword | GALS, STPN, 性能評価, GPGPU, CUDA |
| Abstract | Stochastic Timed Petri Nets(STPN)でモデル化したGlobally Asynchronous Locally Synchronous(GALS)システムに対する性能評価法が提案されている． この評価法では，行列表現されたSTPNに対する演算を繰り返すため，システムの大規模化に伴って，評価時間とメモリ使用量が増大する． そこで本研究では，GPGPUの超並列性を利用したCUDA上での性能評価の高速化手法と，行列データに対するビットフィールドの適用を検討している． 本手法を適用することで評価時間を大幅に短縮し，メモリ使用量も削減することができる． |
| 題名 | がん細胞分類診断を支援する可視化システムの改善 |
| 著者 | *井川 翔平, 北風 裕教 (大島商船高等専門学校), 池田 信彦 (徳山工業高等専門学校), 松野 浩嗣 (山口大学大学院) |
| Page | p. 337 |
| Keyword | がん細胞, 可視化, LSC |
| Abstract | 現在，LSCによって得られたがん細胞の遺伝子産物の特徴から，病理医師の検査により，がんの分類診断を実現するための手法について研究が進められている．我々の研究グループでは，LSCから抽出したがん細胞の情報を利用し，これまでに可視化数列による可視化モデルの提案を行い，実システムへ向けての準備を行ってきた．しかし，可視化数列はデータ量削減には有効であったが，可視化の実現に乱数を利用するため，解が一意に決定しないことと，多くの処理時間を要する問題があった．そこで本研究では，可視化数列の実現に三角関数を用いることでこれまでの問題点を改善する手法を提案したので報告する． |
| 題名 | 震災シミュレーション結果に基づく瓦礫表現手法の開発 |
| 著者 | *兼重 直毅, 水上 嘉樹 (山口大学 大学院理工学研究科), 大貝 彰 (豊橋技術科学大学 工学研究科), 多田村 克己 (山口大学 大学院理工学研究科) |
| Page | p. 338 |
| Keyword | CG, シミュレーション, 防災 |
| Abstract | 本稿では、震災シミュレーション結果に基づく瓦礫の表現手法を提案する。提案手法は、地震による建物の瓦礫流出確率から瓦礫の発生量と分布を求め可視化する点に特徴がある。具体的には、小さな立方体を瓦礫の要素とし、その分布を表現するための数学モデルを考案することで、仮想空間中の道路に散乱する瓦礫を表現可能にした。提案手法を実装し、CGによる瓦礫を含んだ画像生成に利用可能であることを確認した |
| 題名 | Kinect™を利用したウォークスルーシステム操作の基礎検討 |
| 著者 | *藤原 翔, 水上 嘉樹, 多田村 克己 (山口大学大学院理工学研究科) |
| Page | p. 339 |
| Keyword | Kinect, ウォークスルー, ジェスチャ認識, 自然なユーザインターフェイス |
| Abstract | 本稿では、Kinectを利用したジェスチャ認識に基づくウォークスルーシステムの操作方法を提案する。具体的にはMicrosoft社製のKinect for Xbox 360から得られる骨格情報を基に、ジェスチャを認識し、その結果をウォークスルーにおける視野の前進、後退、及び回転のための命令として利用可能とする手法を開発した。提案手法は、上述の視野操作をハンドジェスチャーのみで実現できる点に特徴がある。提案手法をOpenNIとOpenGLを利用して実装し、ウォークスルーにおける自然な入力ユーザインターフェイスとして有用であることを確認した。 |