(セッション表へ)

平成24年度 (第63回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 1302  1. 基礎理論
日時: 2012年10月20日(土) 10:55 - 11:47
部屋: 教養棟2号館 602室 (→地図)
座長: 金川 明弘 (岡山県立大学)

1-1 (時間: 10:55 - 11:08)
題名少数原子クラスターにおけるBIOSTATIONによる分子構造解析
著者*西 恵美 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻), 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻)
Pagep. 325
Keywordタンパク質, 量子化学
Abstract生体内においてタンパク質は重要な働きをしていることは知られている.タンパク質の動的構造変化や形状決定に重要な役割を果のではないかと考えられているのが水素結合である. そこでタンパク質などの高分子化合物における水素結合に注目し,解析ソフトウェアBIOSTATIONを用いて解析を行った.BIOSTATIONは,第一原理の手法と摂動による電子相関効果を考慮した解析ソフトウェアである.

1-2 (時間: 11:08 - 11:21)
題名Complexity Evaluation of Cyclic Vector Multiplication Algorithm Focused on Lazy Reduction
著者*Gegerihu, Kenta Nekado, 高橋 龍介, 野上 保之 (岡山大学)
Pagepp. 326 - 327
Keywordvector multiplication, lazy reduction, complexity

1-3 (時間: 11:21 - 11:34)
題名一次元区分連続写像における写像点の回転数とLyapunov指数
著者*太田垣 博一 (岡山理科大学)
Pagep. 328
Keyword区分連続写像, 回転数, Lyapunov指数
Abstract非線形システムの振動の態様は,システムパラメータによってはきわめて多様であり,複雑であることから,これらを解明することは重要である。 本研究では,Van der Pol-Mathieu型振動システムの振動の時系列データから導出されたサインサークルマップを一次元区分連続写像で近似し,その写像点の回転数とLyapunov数とについて検討する。

1-4 (時間: 11:34 - 11:47)
題名相関データの CDMA マルチユーザ復調に対する解析的性能評価
著者*高森 香奈, 相田 敏明 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 329
KeywordCDMA, レプリカ法
Abstract本研究では,相関のある信号に対するCDMAマルチユーザ復調及びその解析的性能評価の手法について提案する.相関のある信号に対しては従来のCDMAマルチユーザ復調には改良の余地が存在する.そのため我々が提案する手法では,事後確率分布へ相関を表現した事前確率分布を導入することでより精度の高い復調を行う.また,相関のない信号の復調に対してはレプリカ法を用いた解析的性能評価がすでに提案されているが,それに対して相関のある信号の復調について評価を行えるように拡張し,実際に評価を行う