題名 | シミュレーションと短距離シューティングを用いたアーチェリーの長距離練習方法の開発 |
著者 | *岩崎 優太, 金森 将, 宮内 肇 (松江工業高等専門学校), 栗山 繁 (豊橋技術科学大学) |
Page | p. 164 |
Keyword | ものづくり, シミュレーション, アーチェリー, 課外活動, センサ |
Abstract | アーチェリーには,18m,30mの短距離,50m,70m,90mの長距離競技がある。高専・高校の学校施設内では,このうち,短距離の練習は,フェンスや壁で仕切られた閉鎖空間で比較的安全にできる。しかし,多くの部活動がグラウンドを共有して使用していて,長距離の練習は,安全面と時間的制約からほとんどできないのが現状である。そこで本研究では,高専の特色であるものづくりを活かした工学的な手法を用いて,安全に練習のできる30mまでの短距離における実空間での実射と,それ以降の70m,90mの仮想空間でのシミュレーションを併用した長距離練習方法を考案した。 |
題名 | 射形可視化装置による3段階のアーチェリー基礎練習方法の提案 |
著者 | *金森 将, 岩崎 優太, 宮内 肇 (松江工業高等専門学校), 栗山 繁 (豊橋技術科学大学) |
Page | p. 165 |
Keyword | ものづくり, 可視化装置, アーチェリー, 課外活動, センサ |
Abstract | アーチェリーには、得点に大きく影響を与える射形(フォーム)という動作がある。高得点を出すための同じ射形を再現し続ける事を要求されるスポーツである。従来、射形の構築は、コーチの言葉による指導で繰り返しの練習でなされている。本研究では、コーチの指導がない境遇下の課外活動において、初心者が安定した再現性のある射形を構築するための3種類の射形可視化装置を開発して、これを用いた3段階の練習方法を提案する。第一段階で、弓の傾きをエイミング装置で,第二段階で、押し手の変動を押し手変動可視化装置で、第三段階で、射形全体の変動を射形変動可視化装置で認識させるものである。 |
題名 | ものづくりを通して若者に地域伝統芸能と科学技術に興味を持たせる方法の一提案 |
著者 | *廣田 貴之, 宮内 肇 (松江工業高等専門学校) |
Page | pp. 166 - 167 |
Keyword | ロボット, 科学技術, コンテスト, 石見神楽, ものづくり |
Abstract | 石見神楽とは、島根県西部の石見地方の、出雲神話を題材とした多くの演目を持つ伝統芸能である。ストーリー性とダイナミックな動きのある、他に類を見ない神楽である。昨今,地域の過疎化による伝統芸能継承の危機と若者の理系離れが深刻な問題となっている。本研究では、石見神楽の演目をテーマとして、これを手作りロボットの集団のパフォーマンスで競うコンテストを提案する。これにより、島根県の観光振興に寄与するとともに、若者に、ものづくりを通して、地域伝統芸能と科学技術に興味を向けさせることができると考えられる。 |
題名 | ボトルネックを題材としたCSアンプラグド新アクティビティの提案 |
著者 | *川上 茜 (松江工業高等専門学校専攻科), 福岡 久雄 (松江工業高等専門学校) |
Page | pp. 168 - 169 |
Keyword | Computer Science Unplugged, 情報教育, ボトルネック |
Abstract | コンピュータ関連技術の子供向けの教育法として,Computer Science Unplugged(CSアンプラグド)がある.これは,コンピュータを使用せず,机上でできる遊びによって,コンピュータ関連技術を教えるというものである.本研究では,CSアンプラグドの更なる普及に貢献することを目的とし,小学校高学年から高校生を対象とした新たなアクティビティを提案する.アクティビティのテーマとしてボトルネックを取り上げ,松江市の地理的特徴を模したボードゲームを考案し,教材を作成した.これを用いて,本校の1年生を対象に本アクティビティを試行し,その有効性を検証した.この評価をもとに子供がより楽しく,わかりやすくボトルネックを学習できるようなアクティビティを目指して教材を改良する. |
題名 | ユーザの漢字の難易度レベルに合わせたWeb検索ランキング提示手法 |
著者 | *友廣 翔太 (岡山理科大学大学院総合情報研究科), 椎名 広光 (岡山理科大学総合情報学部) |
Page | pp. 170 - 171 |
Keyword | 難易度評価, ページランク, 分布間距離, ユーザ理解 |
題名 | S−P表による大学生のコンピュータ操作能力の分析 |
著者 | *吉長 裕司 (三井造船株式会社 玉野事業所経理部システムグループ/岡山県立大学大学院), 松澤 康夫 (岡山県立大学/保健福祉学部), 金川 明弘 (岡山県立大学/情報工学部情報通信工学科) |
Page | pp. 172 - 173 |
Keyword | コンピュータ操作能力, S−P表, 差異係数, 注意係数 |
Abstract | 平成21年度に入学した岡山県立大学保健福祉学部の学生を対象に,1年生前期の情報基礎科目受講前後および3年進級時のコンピュータ操作能力を測定した.3年進級時に表計算ソフトの操作レベルが大きく低下している学生群の特徴を検討するため,3時点の質問紙調査結果に対してS−P表分析を適用した.その結果,(1)S曲線,P曲線の形状変化の特徴,(2)注意係数の高い操作項目の特定,(3)1年前期の情報基礎科目受講後と3年進級時の間に著しく忘却している操作項目の特定,(4)注意係数の高い学生の特定などを行うことができ,学生の操作項目に対する反応パターンの特徴を明らかにすることができた. |