(セッション表へ)

平成24年度 (第63回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0702  13. 電子回路
日時: 2012年10月20日(土) 10:45 - 11:50
部屋: 教養棟2号館 404室 (→地図)
座長: 有本 和民 (岡山県立大学)

13-1 (時間: 10:45 - 10:58)
題名OTAと接地キャパシタによる逆フィルタ回路の合成
著者*土江 宏和, 築谷 隆雄, 恒次 秀起 (松江工業高等専門学校), 鷲見 育亮 (鳥取環境大学), 藪木 登 (津山工業高等専門学校)
Pagep. 157
Keyword能動回路, 逆フィルタ, OTA
Abstract本稿では,OTAと接地キャパシタによる逆フィルタ回路の合成について検討している.提案回路は,電流モ−ド基本回路をもとに構成され,逆低域通過特性,および逆帯域通過特性が実現できる.また,回路パラメ−タの値もバイアス電流により直交的,あるいは独立に設定できる.

13-2 (時間: 10:58 - 11:11)
題名電流制御型CCIIによる電流モ−ドバイカッド回路の合成
著者*糸賀 久訓, 築谷 隆雄, 恒次 秀起 (松江工業高等専門学校), 鷲見 育亮 (鳥取環境大学), 藪木 登 (津山工業高等専門学校)
Pagep. 158
Keyword電流モ−ド回路, バイカッド特性, CCII
Abstract本稿では,電流制御型CCIIによる電流モ−ドバイカッド回路の合成について検討している.本回路は,電流出力の選択,および加算により低域通過特性,帯域通過特性,高域通過特性,帯域除去特性,全域通過特性が実現できる.また,回路パラメ−タω0,Qの値も,バイアス電流により設定することができる.

13-3 (時間: 11:11 - 11:24)
題名CCIIと接地受動素子による電流モ−ドバイカッド回路の合成
著者*今岡 佑人, 築谷 隆雄, 恒次 秀起 (松江工業高等専門学校), 鷲見 育亮 (鳥取環境大学), 藪木 登 (津山工業高等専門学校)
Pagep. 159
Keyword電流モ−ド回路, バイカッド特性, CCII
Abstract本稿では,カレントコンベア(CCII)と接地受動素子による電流モ−ドバイカッド回路の合成について検討している.本回路は,入電流出力の選択,および加算により低域通過特性,帯域通過特性,高域通過特性,帯域除去特性,全域通過特性が実現できる.また,回路パラメ−タの値も受動素子により直交的に設定することができる.

13-4 (時間: 11:24 - 11:37)
題名生体の視覚系に基づく衝突防止用アナログ電子回路の構築
著者*岡本 康平, 西尾 公裕 (津山工業高等専門学校電気電子工学科)
Pagepp. 160 - 161
Keywordアナログ回路, 動き検出, ビジョンチップ
Abstractロボットビジョンや衝突防止システムでは,物体を高速に検知することが求められている。生体の視覚系は網膜に投影された画像情報を多数の神経細胞が並列に処理する。これにより,生体の視覚系では,高速な画像処理を可能にしている。本研究では,生体の視覚系に学んで,衝突防止用電子回路を構築した。考案した回路は比較的シンプルな構成になった。テスト回路は衝突までの時間に対応する信号に対応することが確認できた。以上より,構築した電子回路を集積回路化することで,ロボットビジョンや衝突防止装置などへの応用が期待できる。

13-5 (時間: 11:37 - 11:50)
題名再構成型デバイスMPLD向けの一面成膜を用いた相変化メモリセルアレイの設計
著者*道田 拓巳 (広島市立大学大学院 情報科学研究科 情報工学専攻), 高木 健太郎, 谷川 一哉, 弘中 哲夫, 寺内 衛 (広島市立大学大学院 情報科学研究科), 下舞 賢一, 石黒 隆 (太陽誘電株式会社)
Pagepp. 162 - 163
Keyword相変化素子, 細粒度再構成デバイス
Abstract相変化素材GSTを用いたメモリを使った再構成型デバイスである不揮発性MPLDの研究開発を行っている. 本研究では,従来と異なり製造プロセスを簡略化するため,このGSTをパターニングせず,全てのメモリセルを覆うように一面成膜する. しかし,一面成膜することで,各GSTの一端の電極を共通接続という 設計制約が生じる. 本研究では一面成膜を用いて生じる制約を考慮した相変化メモリセルアレイを設計し,不揮発性MPLDが実現できるか検討する. また設計した不揮発性MPLDの動作を確認するため,シミュレーションによる評価を行った.