題名 | ツインアノードプラズマトーチの熱伝達量特性 |
著者 | *松原 智浩, 崎山 智司 (山口大学大学院理工学研究科), 古瀬 宗雄 (大島商船高等専門学校) |
Page | p. 96 |
Keyword | プラズマ, 熱伝達量 |
題名 | プラズマ溶射法による高効率遠赤外線放射体の作製 |
著者 | *崎山 智司 (山口大学大学院理工学研究科), 志賀 均 ((株)ジャスト東海), 稲田 和典 (山口県産業技術センター), 山田 裕幸 (山口大学大学院理工学研究科) |
Page | p. 97 |
Keyword | プラズマ, 溶射, 遠赤外線放射 |
Abstract | 本研究では、プラズマ溶射法による高効率遠赤外線放射体の作製を目的とし、溶射材料の粒径やプラズマ発生条件などのプロセス条件が、作製した溶射膜の赤外線放射特性に及ぼす影響について検討した。 |
題名 | SHコンデンサの自己回復性検出手段の検討 |
著者 | *井上 隼人, 田辺 茂, 坂本 達彦 (津山工業高等専門学校) |
Page | pp. 98 - 99 |
Keyword | SHコンデンサ, 高周波CT法, 自己回復 |
Abstract | 本研究では、直流送電用のスナバ回路への適用が期待されているSH(Self-Healing)コンデンサに注目した。このSHコンデンサは、直流分野での適用が想定されるため、直流電圧を課電して、その信頼性を評価する必要がある。また、信頼性を評価するためには、静電容量の変化を見るだけでは不十分であり、Self-Healingを検出し、その頻度や影響などについて検討しなければならない。このSelf-Healingの検出方法として、現在IECで規定されている音響センサ法があるが、この測定方法は装置が高価であることや、設備や環境を整えるのが難しいなどの問題がある。そこで、今回Self-Healingの検出方法として、装置も比較的安価に揃えられ、設備や環境も整えやすい高周波CT法を提案し、その検討結果について報告する。 |
題名 | Gpic-MHDコードのハイブリッド並列による高速化 |
著者 | *松田 大 (山口大学理工学研究科電子情報システム工学専攻), 西山 達也 (山口大学工学部電気電子学科), 内藤 裕志, 田内 康 (山口大学) |
Page | pp. 100 - 101 |
Keyword | Gpic-MHD |
Abstract | トカマクプラズマ中で観測されるMHD 現象のシミュレーションに使用してきた拡張MHDモデルを含む流体系のモデルでは、高次のモーメントを低次のモーメントで表して方程式系を閉じさせるclosureの問題や、方程式系を導く際に近似や省略した物理の正当性の検証が必要等の問題がある。その問題を回避すべくGpic-MHD コードを新たに開発した。しかし、Gpic-MHDコードでは粒子数が数億個の巨大ジョブを扱うためシミュレーション時間が長くなってしまう。そこで、並列処理に場の量のコピーを用いることで、高速化を可能としてきた。本研究ではコアに対する負荷が均等な軸方向のみの1次元の領域分割に限定し、スレッド並列数とレプリカ数に着目して並列化性能の評価を行った。 |
題名 | GPUによる粒子コードの高速化 |
著者 | *橋本 慎也, 清瀬 秀嗣 (山口大学大学院理工学研究科電子情報システム工学専攻), 田平 裕紀 (山口大学工学部知能情報工学科), 内藤 裕志, 田内 康 (山口大学) |
Page | p. 102 |
Keyword | プラズマ, 粒子コード, GPU |
Abstract | 粒子コードは複雑なプラズマ物理現象を解析する有効な手段である。しかし、粒子シミュレーションを実行するには通常莫大な計算機資源を必要とし、CPUだけでは計算時間が膨大になってしまう。最近、GPU(Graphic Processing Unit)を汎用計算に用いたGPGPU(General-Purpose computing on GPU)という考え方が注目されている。GPUは画像処理を専門に開発された演算装置であり、搭載されている多数のコアを用いて並列演算を行うことでCPUをはるかに凌ぐ性能を発揮できる。そのため、GPUプログラミングは開発者にとって必須に近い技術と言える。 今回の研究では、静電近似一次元粒子コードを例としてGPU使用版を作成し、その高速化性能を評価した。 |