題名 | テラヘルツ波ケミカル顕微鏡によるイオン反応の可視化 |
著者 | *萩原 隆文, 篠宮 光博, 紀和 利彦, 堺 健司, 塚田 啓二 (岡山大学大学院 自然科学研究科) |
Page | p. 83 |
Keyword | テラヘルツ波, イオン計測, イオン感応膜 |
Abstract | イオンの濃度分布計測することは,高性能電池の研究,生体研究などの様々な分野において重要である.我々のグループでは,レーザー照射によりテラヘルツ(THz)波を発生させる素子(THzセンシングプレート)を開発し,さらに,その素子の表面で化学反応あるいは,イオンの吸着反応の分布をTHz波強度分布として可視化することができるTHz波ケミカル顕微鏡(TCM)の提案・開発を行っている.本研究では,THzセンシングプレート上にNa+イオンのイオン感応膜を固定化し,Na+イオン濃度の異なる溶液をイオン感応膜に滴下した.その際のTHz波強度の変化がNa+イオン濃度に依存していることを確認した. |
題名 | ハイブリッド型白色有機EL素子の設計と試作 |
著者 | *日高 佑輔 (近畿大学大学院), 岡田 和之 (近畿大学工学部) |
Page | p. 84 |
Keyword | 有機EL, 白色発光, 3原色, 試作 |
Abstract | 白色発光を目指した有機EL素子の設計と試作を行いました。 |
題名 | 有機EL素子の発光スペクトルに及ぼすホールブロック剤の影響 |
著者 | *大西 直人 (近畿大学大学院), 岡田 和之 (近畿大学工学部) |
Page | p. 85 |
Keyword | 有機EL, 発光スペクトル, キャリア移動 |
Abstract | 有機EL素子の発光スペクトルに及ぼすホールブロック剤の影響に関する実験を行いました。 |
題名 | 単純構造のマルチモード干渉を利用した高感度光ファイバ温度センサ |
著者 | *櫛田 陽平, 深野 秀樹, 田上 周路 (岡山大学大学院 自然科学研究科) |
Page | pp. 86 - 87 |
Keyword | 光ファイバ, 温度センサ, MMI |
Abstract | マルチモード干渉を利用した単純構造で高感度なSMS構造を持つ光ファイバ温度センサを提案し、その特性評価をおこなった。MMFの長さ(L)の増大に伴い、温度変化に対する波長シフト量が増大することを明らかにした。また、MMFの長さ79.5 mmにおいて、その干渉スペクトルの変化から6.15×10-3 ℃の温度分解能が得られ、高感度な温度センサが実現できることを示した。 |
題名 | 非線形光電子能動素子拡散結合ネットワークにおけるカオスを媒体とした信号伝搬 |
著者 | *矢野 智之 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻), 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻) |
Page | p. 88 |
Keyword | カオス, 非線形, 光 |
Abstract | 近年,生体脳内でのニューロンの活動の電気生理学的観測においてカオスが発見され,生物特有の柔軟かつ複雑な情報処理には,カオスが大きな役割を果たしているというアイデアが提案された.本研究では脳機能の中でも脳内コミュニケーションに注目し,脳内コミュニケーションにおけるカオスの機能的役割に,発見論的にアプローチする.そこで,本研究では脳内カオスを工学的に研究するために,SEED素子を用いた. |
題名 | 自己電気光学効果素子における時間遅延効果導入モデルの解析 |
著者 | *多田 亮介 (岡山大学大学院 自然科学研究科 電子情報システム工学専攻), 奈良 重俊 (岡山大学大学院 自然科学研究科 産業創成工学専攻) |
Page | p. 89 |
Keyword | カオス, 光, 遅延, リアプノフ |
Abstract | 本研究では, 自己電気光学効果素子(Self Electro-optic Effect Device:SEED)に時間遅延効果を導入し,SEEDの新たな可能性を発見することを目的とする.本研究では, 自己電気光学効果素(Self Electro-optic Effect Device:SEED)に時間遅延効果を導入し,SEEDの新たな可能性を発見することを目的とする. |