題名 | ディラックコーンメタ表面の時間領域透過特性測定 |
著者 | *永井 翔太郎, 真田 篤志 (山口大学大学院理工学研究科) |
ページ | p. 340 |
キーワード | メタ表面, ディラックコーン, メタマテリアル |
アブストラクト | V帯で異常透過特性を示すディラックコーンメタ表面を試作し, 垂直入射時におけるメタ表面の透過波を時間領域においてベクトルネットワークアナライザで測定した. メタ表面の透過波は, 入射波によって励振された面内伝搬波の再放射によるものと考えられる遅延成分を含んでいることを確認した. これより, ディラックコーンメタ表面の異常透過は狭ビームを形成するΓ点付近の面内伝搬波の再放射に起因するものであると考えられる. |
題名 | 異常透過特性を持つディラックコーンメタ表面の放射パターンについて |
著者 | *松本 隆 (山口大学工学部), 永井 翔太郎, 真田 篤志 (山口大学大学院理工学研究科) |
ページ | p. 341 |
キーワード | ディラックコーン, メタ表面, メタマテリアル |
アブストラクト | 異常透過を示すディラックコーンメタ表面の近傍電界測定を行い, 本メタ表面の放射パターンを算出することでその動作を調べた. メタ表面の放射パターンは, 励振用ホーンアンテナのものよりもビーム幅が狭いことが分かった. これは, 異常透過がおこるΓ点においては面内伝搬波が励振され実効開口面積が大きくなることを示しているものと考えられる. |
題名 | アクティブアンテナとレクテナによる5.8GHz帯無線電力伝送システムの基礎検討 |
著者 | *谷口 守, 藤森 和博 (岡山大学大学院) |
ページ | p. 342 |
キーワード | アクティブアンテナ, レクテナ, 無線電力伝送 |
アブストラクト | 近年,電力供給をワイヤレス化することへの期待が高まっている.マイクロ波型システムでは,アンテナアレーとレクテナアレーを用いるため,やはりシステムは大型化するものの,アンテナアレーとしてアクティブアンテナを用いれば,素子毎に調整機能を持たせることが可能となる.本発表では,アクティブアンテナとレクテナで電力伝送する場合の基礎特性の把握を目的とし,発振特性,距離特性について検討したので報告する. |
題名 | 2次元座標変換共振器の共振モードと境界条件との関係について |
著者 | *永山 務 (山口大学大学院理工学研究科), 信末 慶太 (山口大学工学部電気電子工学科), 真田 篤志 (山口大学大学院理工学研究科) |
ページ | p. 343 |
キーワード | 座標変換共振器, 変換電磁気学, メタマテリアル |
アブストラクト | 変換電磁気学の概念を用いた座標変換共振器が提案されている. しかし, この共振モードと境界条件の関係は自明ではない. 本稿では, 境界条件のみが異なる2種類の座標変換共振器を試作し, それらの共振モードを実験的に調べる. |
題名 | スイッチングダイオード付き導波管型漏れ波アンテナの放射特性 |
著者 | *高松 聖之, 久保 洋, 山本 綱之, 真田 篤志 (山口大学大学院理工学研究科) |
ページ | p. 344 |
キーワード | スイッチングダイオード, アンテナ, 放射特性 |
アブストラクト | 漏れ波アンテナを利用したビームスキャンの方式については周波数を変化させる, あるいはバラクタダイオードにより位相定数を変化させる等が提案されている. 本発表では, スイッチングダイオードを用いて多数並んだ放射素子からの放射量を選択的に切り換えることによってビームの放射方向を変化させるアンテナについて報告する. |