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平成26年度 (第65回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 1002  18. 信号処理
日時: 2014年10月25日(土) 10:30 - 11:35
部屋: 1号館 01209 (→地図)
座長: 三谷 康夫 (福山大学工学部スマートシステム学科)

18-1 (時間: 10:30 - 10:43)
題名脳波を使用した音質評価の検討
著者荻原 昭夫 (近畿大学工学部), *番匠 真 (近畿大学大学院システム工学研究科)
ページp. 281
キーワード音質, 音質評価, 脳波
アブストラクト種々の音響処理技術において,処理後の音響信号の音質を評価することは重要な事項である。本稿では,被験者に対する電極などの装着負荷が少なく,比較的安価な簡易型脳波測定器を使用して,脳波による音質評価手法について基礎的な評価実験を行なった結果を報告する。

18-2 (時間: 10:43 - 10:56)
題名脳波を使用した食品嗜好性評価の検討
著者荻原 昭夫 (近畿大学工学部), *藤木 祥平 (近畿大学大学院システム工学研究科)
ページp. 282
キーワード食品嗜好性, 食品嗜好性評価, 脳波
アブストラクト食品の開発過程において,消費者の食品に対する嗜好性を考慮することは重要な項目である。本稿では,被験者に対する電極などの装着負荷が少なく,比較的安価な簡易型脳波測定器を使用して,食品に対する好き嫌いの嗜好性について基礎的な評価実験を行なった結果を報告する。

18-3 (時間: 10:56 - 11:09)
題名MPEG-2/MPEG-2トランスコードにおける量子化マトリクスを用いた量子化雑音抑制
著者*杉本 裕一朗, 吉留 健 (鳥取大学 工学部大学院 画像工学システム研究室)
ページpp. 283 - 284
キーワード映像符号化, 量子化マトリクス, MPEG-2/MPEG-2トランスコード, 量子化雑音抑制
アブストラクト現在,デジタルテレビやDVD など符号化されている映像 は多い.これらコンテンツをさらに再符号化し,データ量を 減らすトランスコード技術が求められている.しかし,トラ ンスコードの量子化過程において量子化雑音が発生し,画質 劣化が起こる.そこで提案手法では,初段のMPEG-2 の符 号化情報を効率的に使うことで,2 段目の符号化時に発生す る量子化雑音を抑制し,画質の向上を図る.

18-4 (時間: 11:09 - 11:22)
題名ガウス混合モデルに基づく楽音の無ひずみ圧縮におけるパラメータの最適化
著者*嶝本 幸大 (岡山大学工学部), 山根 延元 (岡山大学大学院自然科学研究科)
ページpp. 285 - 286
キーワード定常ガウス混合モデル, ウィナーフィルタ(WF)
アブストラクト楽音の局所信号に定常ガウス混合モデル(GMM)が整合し,その最小二乗誤差(MMSE)推定が線形なウィナーフィルタ(WF)により実現できることが知られている。 本論文では,GMM の整合性と実現性の両面からパラメータの最適化を行い,CD から HD オーディオに至る種々のサンプルレートでのシミュレーション実験結果により検証する。

18-5 (時間: 11:22 - 11:35)
題名聴覚情景分析に基づく変形DFT対による音声分離
著者*馬場 美咲 (鳥取大学 工学部), 花田 純一, 中西 功, 李 仕剛 (鳥取大学大学院 工学研究科)
ページpp. 287 - 288
キーワード聴覚情景分析, MDFT, 音声分離
アブストラクト大勢の人たちの会話が飛び交う中で特定の相手の声だけに注意を向けることができる聴覚能力をカクテルパーティ効果と言い、このモデル化は音声分離システムを実現する上で、有用である。 本研究では、単一マイクロフォンに入力された混合音声を変形離散フーリエ変換(MDFT)により周波数毎の信号に分解し、聴覚情景分析(ASA)に基づいた拘束条件から分離することを試みる。