| 題名 | 異なる人物追跡システムを跨った人物追跡の検討 |
| 著者 | *野村 温 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻), 四元 辰平, 谷川 浩三 (メルコ・パワー・システムズ株式会社), 高橋 健一, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻) |
| ページ | pp. 243 - 244 |
| キーワード | 人物追跡, ネットワーク, 相互運用 |
| アブストラクト | 監視システムは，私たちの日常生活において様々な形で広く使用されている．その中でも普及しているのが監視カメラを用いたシステムである．このようなシステムでは，監視員は人物を追跡するために複数のカメラ映像を見続ける必要がある．そこで，人物を自動で追跡するための研究が行われている． これらのシステムで追跡可能な範囲は，そのシステムの監視エリア内に限られる．広範囲なエリアで人物追跡を行いたい場合，人物を検出するためのセンサの設置コスト等が増加する．このため，広範囲なエリアをカバー可能な人物追跡システムを1つの監視システムだけで実現することは現実的でない．そこで，複数の監視システムを相互運用することを検討する． |
| 題名 | モバイルエージェントデバッグ用検索機能の検討 |
| 著者 | *灘本 拓, 尾崎 慎 (鳥取大学大学院 工学研究科情報エレクトロニクス専攻), 東野 正幸 (鳥取大学 産学・地域連携推進機構), 高橋 健一, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院 工学研究科情報エレクトロニクス専攻) |
| ページ | p. 245 |
| キーワード | モバイルエージェントシステム, デバッガ, 検索機能 |
| アブストラクト | モバイルエージェントシステムとはネットワークに接続されたコンピュータであるノード間をエージェントと呼ばれるプログラムが移動しながら処理を行うシステムである．モバイルエージェントは分散処理における通信遅延および通信回数の削減，負荷分散，耐故障性の向上などの利点を持つ．しかし，エージェントが遠隔地のノード間を移動しながら動作するといった特徴は，デバッグを困難にする要因となっている．我々はこの問題を解決するためモバイルエージェントシステムのためのデバッガを提案した．本研究ではモバイルエージェントシステムのデバッガの機能のひとつとしてエージェントの検索機能を提案する． |
| 題名 | マルチスレッドを用いたVCサーバシステムの性能評価 |
| 著者 | *境 岳志, 福士 将 (山口大学大学院理工学研究科) |
| ページ | p. 246 |
| キーワード | ボランティアコンピューティング, マルチスレッド, 並列計算 |
| アブストラクト | ボランティアコンピューティング（VC）とは，ネットワークに接続されているPCなどの計算資源（CPUサイクル）を提供してもらい，大規模な並列計算環境を安価に構築する技術である． 本研究では，高信頼なVCの実現を目的に，文献(1)の冗長計算法を用いたVCサーバを実装し，サーバ内部のスレッド構成に関する性能評価を行う． |
| 題名 | UDPベースのNAT-traversalを用いたVPN接続性に関する一考察 |
| 著者 | *寄能 友梨恵, 陳 春祥 (県立広島大学) |
| ページ | pp. 247 - 248 |
| キーワード | VPN, Softether, NAT-traversal, UDP, スループット |
| アブストラクト | 本稿では， SoftEther VPNを用いてVPN接続環境を構築し，VPNサーバとクライアントがダイレクトに接続した場合，UDP NAT-traversalを使った場合及びAzureを使った場合，という３通りの場合について，パケットキャプチャソフトを用いて接続する際の挙動（動作シーケンス）を明らかにするとともに，接続したときのスループットを測定し，これらの結果について報告をする。 |
| 題名 | エンドサイトにおける安価なマルチホーム環境の検討 |
| 著者 | *田口 奨也, 新田 貴之 (徳山工業高等専門学校) |
| ページ | pp. 249 - 250 |
| キーワード | Network, The Internet, Multi-Homing, Divert Socket |
| アブストラクト | Multi-homing is one of the techniques for redundancy and load sharing of a network by assigning multiple IP addresses to one machine. The most popular way to realize multi-homing is by using BGP. However, it’s expensive for small and medium-sized enterprises or an individual. With those types of consumers in mind, I consider a way to realize multi-homing environment in an end host by using Diver Socket, which is found on FreeBSD. The system I’m implementing has a load sharing function and a dynamic way to change the route when it detects an obstacle. These two functions perform by TCP connection. |