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平成25年度 (第64回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 1203  28. 教育・研究-(3)
日時: 2013年10月19日(土) 14:00 - 15:05
部屋: 一般教育棟D棟 D25 (→地図)
座長: 椎名 広光 (岡山理科大学)

28-11 (時間: 14:00 - 14:13)
題名地域素材を活用したCSアンプラグドの構想
著者*福岡 久雄 (松江工業高等専門学校)
Pagepp. 332 - 333
KeywordCSアンプラグド, 情報教育, 地域素材
Abstract一般に,CSアンプラグドのActivityの実践は,実践者の近隣の子供たちを対象に行われることが多い.地域素材を生かしたActivityは,近隣の子供たちが親しみやすく,かつ興味を持って取り組むことができ,教育効果も高まると考える.本稿では,この地域素材を活用したCSアンプラグドの構想について報告する.なお,他の地域の実践者がそのActivityを使用する場合には,その地域の何らかの素材を同Activityの主旨にマッピングすることも可能と考える.従って,地域素材を生かしたActivityは必ずしも「地域限定」を意味するものではない.

28-12 (時間: 14:13 - 14:26)
題名Ruby e-Learningシステムにおける個別化LMの実現
著者*荒木 萌, 原 元司 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 334
Keyworde-Learning, Moodle, レッスンモジュール, 個別化, Ruby
Abstract近年,利用者の知識レベルや希望する学習内容によって個別のコンテンツを提供する個別化e-Learningがいくつか提案されている.しかし,Ruby言語の自学自習e-Learningでは個別化を適用した例はない.そこで,本論文では予備実験の結果から明らかになった問題点について改善方法を検討し,既存のLMSと並列に動作する個別化ツールを提案する.具体的には,個別化実現のためにMoodle上の個別化レッスンモジュールの開発を行う.

28-13 (時間: 14:26 - 14:39)
題名総社市向け避難補助アプリケーションの開発
著者*和泉 良, 國島 丈夫, 横田 一正 (岡山県立大学大学院情報系工学研究科)
Pagepp. 335 - 336
Keyword災害, iOS
Abstract災害が多発する日本において、災害に対して備えておくことは非常に重要である。 中でも岡山県は全国的に見ても災害が少ないため、災害に対する意識や理解が低く、非常時に多くの人々が混乱やパニックに見舞われることが想定される。 また、総社市はメインルート以外は老朽化した家屋が多く、密集しているため二次災害などが予測される。また、避難所もメインルートから離れている場所も少なくない。そこで、災害時に最寄りの避難所までの案内をしてくれ、災害時に情報を送信できる総社市で利用可能なiOS向け避難補助アプリケーションの開発を行っている。

28-14 (時間: 14:39 - 14:52)
題名スマホ依存とコミュニケーション能力の関係
著者*竹本 真樹 (広島国際大学 工学部 情報通信学科)
Pagepp. 337 - 338
Keywordスマホ, 依存, コミュニケーション
Abstractスマホ依存者と非スマホ依存者におけるコミュニケーション能力のちがいを明らかにした。この論文では、対面人数の異なるコミュニケーション能力(1対1、少人数、大勢)と表出的コミュニケーション能力について明らかにした。 スマホ依存者と非スマホ依存者について各項目にYESと答えた個数の平均をとり、比べたところ、すべての項目において、非スマホ依存者の平均値が上回るという結果になった。 表出的コミュニケーション能力に関しては、χ2乗検定を実施したところ、有意であった。

28-15 (時間: 14:52 - 15:05)
題名マルチメディアと情報技術を利用した歌の記憶
著者*堀川 澄弘 (AIカルチャー)
Pagep. 339
Keywordマルチメディア, 情報技術, 記憶, 音楽, 動画サイト
Abstract歌を記憶することは案外難しくメロディと歌詞を独立させた研究ある。わが国では音楽教育は初等教育の段階から組み込まれている。音楽教育を通した能力開発もさまざまである。最近の情報技術の進歩によって音楽の利用方法がマルチメディアと結びつき急速に変化してきている。本研究では先端の技術を活用した楽曲の記憶方法について検討した。実験の結果情報端末とマルチメディアを利用により音楽への理解やメロディや歌詞の記憶が飛躍的に容易になる可能性があることがわかった。また最新の技術が音楽の理解にともなう情動の変化による他者とのコミュニケーションの手段として期待できる。情報技術に関しては不安材料もあるもののその応用方法には広範囲の可能性がある。